もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

親友とのその後②

前記事からの続きです。

tari97.hatenablog.com

私は、母と住んでいた時、その場から動くことが怖かった。見えてる景色は最悪なのに、動かなきゃ!という勇気がなかったのです。
けれど、ある時、踏み外してもいいから、踏み出そう!という決心をしました。
視界が開けた!と思えば、更に低い所に落ち、今は何とか眺めの良い場所にはいますが、少し気を抜くと落ちる所にいるような感じ。
それでも、母といた頃には絶対見えなかった景色が広がっていることは確かなのです。

かたや、友人は深い深い心の傷と対峙することを選ばず、ただ何となく、幸せになれそうな道を選んでいるだけのように感じていました。それが「結婚」でした。
多分、大半の人が、独身の私が既婚者になった友人に嫉妬してるんでしょ(笑)と思うことでしょう。ネットでもたくさん検索しましたが、大半がそれでした。ただ、私自身結婚願望がほぼないし、友人が結婚したことは本当に喜ばしかったので、そもそも友人に対して私が僻み妬みを持つ要素はないのです。

よくよく考えると、友人が結婚して数年経ったあたりから変なことを言ったりやったりするようになり「もしかして、今の生活が楽しくないのかな?」という疑いがありました。けれど、そんな友人の「変わったな」という部分も「主婦になって、少しノリが変わったのかもしれない」と感じ、私は良い意味での「成長」と、捉えていたのです。←今思えば絶対的に「やな奴」になってるのに「成長」もちょっと無理ありますが

だから、喧嘩になった時も「何となく合わなくなったのは、お互いが成長したんじゃないかな。ここ数年、お互い転職・引越し・親との別居・結婚とか、色々あったし」と、あくまでも変化を「成長」として話したのですが、友人がやたらと『私が主婦になったからって、変わったとか言われたくない!』と怒り出すのですね。
私は、何も貶してないし「主婦になったからだね」と、それだけを結論づけてはいないのに、です。
普通ならここで『あなたは旦那も家族もいなくて、好きに暮らせていいわね』的なマウンティングを、私にされる、というオチが多そうですが、友人はずっと『結婚したから、主婦になったから、変わったとか言われたくない!』と反論をしてくるし、私はそれを「悪い」なんて一言も言ってないのに、友人が勝手に『悪く言われた』と怒っているのです。

なぜ、友人は『結婚して主婦になって、変わったかな?私。大人になったのかなぁ(笑)』とか、余裕のある返しができなかったのでしょう?
自信を持って『結婚して、主婦になって、楽しい!』と言える生活を送ってないからでは?と疑ってしまうのは、自然なことではないでしょうか?
自分から、それを暴露してしまった感、ありませんか?

けれども、旦那さんはとってもいい人だし、友人だってきちんと生活できる、普通の子です。
じゃあ、なぜ?と考えた時

残念ながら親や家庭に問題があった人で「何となく」「それなりに」幸せになれる人ってそうそういないんじゃないかな。と感じたのです。

結局、私は自分の力で気付きを得た訳ですが、どんどん昇華していく私が、友人は気に入らなかったのではないか、と。
それほど、友人の心の傷はすごく深いのでは…
優しい旦那さんがいて、子は産まない選択をしたようだけど2人で仲良く暮らしていくという決心が、友人にとって本当に幸せをもたらすものになったのか?
私は、友人の幼い頃の大きな心の傷がまだ邪魔しているのでは?と考えます。
やっぱり、友人を見てると卑屈すぎて「親友」と言ってくれる私にまで噛み付いて、上に立たないと気が済まない「なにか」がまだあったのか?という気がしてならない。
「とりあえず」優しい旦那さん「それなりの」生活を手に入れてみても、その傷は癒えなかったのでは?と、思ったのです。