もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

子どもは、ロボットではない

子どもに対する暴力や虐待はもってのほかですが
一見、普通の家庭に見えて、親が「子どもに興味がない」「ひとりの人格として、扱わない」というのも、立派な精神的虐待だなぁと最近思います。
子どもを「愚痴を吐く」「言うことを聞かせる」「将来自分が困らないようにする」対象として扱う「ご都合ロボット」くらいにしか、感じていない。そういう親って結構います。親自身が大人になりきれない、幼稚な親なのでしょう。
けれど、その「ロボット」を動かすためにはそれなりに尽くしますので、世間的には「良い家庭」に映る訳です。ここが厄介なのです。
本物の「ロボット」は、機械面でのメンテナンスだけで動き続けますが、子どもは「人間」です。
手足が動けば、食事ができれば、金銭的に不自由がなければ…機械面だけをしっかりしていれば良い訳ではないのです。しかし「子どもに興味のない」親は、そこだけをしっかりメンテナンスしておけばいいと勘違いをしていることが多いと感じます。
「人間」は、機械面でのメンテナンス(上記のような、健全な衣食住)に加え、メンタルのメンテナンスがないと、やはり正常には動くことができなくなるのだと思います。

それでも、機械面がしっかりしていると「正常に動いている」ように見えますので、無理がきいてしまうのですね。
メンタルのケアやメンテナンスがないまま動き続けた結果、機械面にも異常をきたしてしまうのが大人になってからの異様な生きづらさや精神的な病の正体では、と考えます。

そして、多分これは子どもだけでなく、一生を通じて、言えるのでは?と感じます。

結婚において「幸せになれそうなアイテム」を揃えただけのように感じた友人を見ても、そう感じたからです。

tari97.hatenablog.com

かくいう私も、幼い頃、経済的に困ったことはありませんでした。母は食事を手抜きもしなかったし、学校で必要な物などあれば、準備できないなんてことも絶対にありませんでした。服もそれなりのものを着させてもらっていたし、旅行などにもよく連れて行ってもらいました。

ですので、衣食住不自由なく育ててくれたことと、娘に金銭的に頼ろうとはしなかったことは、感謝しています。
ろくな子育てもしていないのに、子に金の無心までする親もごまんといますからね。

ただ、母はずっと「経済的に困らないことと引き換えに、親が娘を支配して何が悪い」という感じでしたし、私もそう信じきっていました。「アンタは恵まれているのだから(経済的に)黙ってお母さんの言う事を聞いてりゃいい」という扱いを、ずいぶん長い間受けてきたし、私もそれがおかしいことに気が付きませんでした。

これでは冒頭に書いたメンタルのメンテナンスが全く追い付かず、時に母を刺してしまいそうな衝動に駆られるくらい、関係がこじれてしまったのですね。

いわば、私が家を出たのは「ロボットの反乱」だったわけです(笑)

また、幼い頃からも、母は「本当に子どもに興味ないんだな」と子どもにも薄々勘付かれてしまうようなことをしていたので、傲慢な言い方ですけど…もったいないというか、、ツメが甘いな…と感じます。

そのエピソードはまた次回。