もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

「プレゼント」をやめた日

母は外面の良さと、正社員として長く勤めた実績もあってか、町工場の社長さんとか、わりと裕福な人に食事に連れて行ってもらったり、プレゼントをもらったりしていました。

ある時、母が、バッグを買って貰えるかも知れなくて、どんなのがいいかな?と私に聞いてきました。気に入れば共用したいね、となり、こんな感じというのを挙げたのですが、私が全く予想していなかった赤色のものを買って貰い、帰って来ました。

私個人的に赤色はあまり好きではないので「赤にしたの?他の色なかったの?」と言ってしまいました。でも、別にその社長さんだかが趣味で買ってくれてるのだから「ま、母さんが気に入ったなら、いいやん」って言ったけど、時すでに遅し。

私に対して「どんな思いでこれ買ってもらったと思てるねん!」とブチ切れ。
いやいや、私、助言したのも聞かれたからであって、仮に買ってもらえてなくても私は困らないし、私が頼んだ訳でもないし…。
使えそうなら、貸してねとは言ったけど、貸さなかったらいい話でしょ。

母はいつもこうです。
家族が、自分と同じベクトルでないと気が済まないのです。

「わ~っ♡赤にしたんだ~っ♡」と、テンションアゲアゲで言って欲しかったのでしょう(子どもか)
まぁ、そこまでは100歩譲ってわかります。本音を言った私も大人げなかったかなとも思いますし。

ただ、その後が厄介だし意味わからないんです。
わざわざ、私が昔プレゼントしたバッグを引き合いに出してまで、盛り上がらない私を貶してくるのです。

「大体!アンタがくれたあのバッグだって、あんな使いにくいカバン、母さん気に入っとらんわ!アンタはそう言われて腹立つやろ!私は今それと同じことされてる!」
(セリフが某パワハラ議員にそっくりで笑う)

えーっと…
今回のその赤いバッグが、母が私にプレゼントしてくれたものならわかるけど、その、知らんおっさんが母に勝手にあげたものは「母が気に入るかどうか」でよくないです?

母は「せっかく機嫌よく帰ってきたのに、貶すな!」と言いたいんだと思います。
ならそれだけ言えばよくないですか?
わざわざ、以前の私からのプレゼントと比べて「お前のくれたものだって!」と、言い返さないといけませんか?いま、関係ないと思うのだけど…

「あら、赤色嫌い?なら貸さないよ~♪お母さんひとりじめしよ♪」くらい、余裕のある返し、できないものですかね?

この後まだ気がおさまらない母は「アンタがくれたあのバッグ、アンタが嬉しそ~に渡してきたから喜んであげたけど、母さんあんなもの正直いらんでな!」とも(苦笑)その時前述の「母の日の手紙を捨てられた時」を思い出しました。

幼い頃は「幼い」わが子には興味がなく、大人になると今度は「思い通りにならない」わが子には興味がないのでしょう。
母って、こうやって激高すると本音が出るので…普段の色んな努力が一瞬で水の泡なのです。何故気付かないんだろう?

いい歳になってからは、母の言うことを鵜呑みにしてはいけないと学習したけど、幼い頃からそんななので、子どもは毎回素直に一喜一憂してしまうんですね。
ちなみにその時に「もう一生母にプレゼントするのはやめよう」と決めて、本当に実行してます。前記事の冒頭に書いたのは、こういうことがあったからです。

tari97.hatenablog.com

旅行のお土産(後々残らない、食べ物)とか、サイズの大きすぎる服(確実にいらないもの)をあげたりはしますけど(どちらも、いらなければ捨てて。という前提で)新たに何かを買ってプレゼントするのは、今後もしません。それが一番平和です。