もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

その言葉、そっくりそのままお返しします

母によく言われたけど、今になって「その言葉、そっくりそのままお返しします」なことが多々あることに気が付きます。

それは「しつこい」です。

私は昔から母に何か言われて「それはおかしい!」と思えば意見をしていました。もちろん私は始めから喧嘩腰じゃないですよ。

けれど、母は「いいからハイって言え!素直に親の言うこと聞け!」なので、意見が対立して、喧嘩になりますよね。

すると最後には「アンタはなぁ、しつこいわ!」とよく言われました。

なので、大人になるまで自分ってしつこいんだと思っていました。

けれど、母以外の人から「しつこい」なんて言われたことはないし、基本的に外で自分の我を通しすぎる人はみっともないという気持ちがあるので、自分の意見が通らないな、とわかると結構あっさり引き下がります。

最近「あそこまで罵倒されるほど、私ってしつこかったかなぁ?」と考えて、同じことを何回も言う、つまり「しつこい」のはむしろ母の方じゃないか?と思いました。

前の記事でも少し書きましたが。

狭い狭い世界で生きる母

押し付けて、恩を着せる

食い下がる私にも問題はあったかもしれないけれど「納得する答え」を貰えないから聞いていただけで、それを「しつこい」の一言ではねのけるのは、親としていかがなものか?

そうやって威嚇して黙らせていただけだとすごく感じます。

それから「アンタは、なんで?なんで?が多すぎる!」もよく言われました。

これは、未だに私のことを貶すみたいに言います。

これもさっきと似ていますよね。

母は、自分の都合や機嫌で言動が変わるので「え?なんで?」と思う瞬間がとかく多いのです。「前は、こう言ってたよね?」みたいな。ひとつ前の記事「言うことに一貫性がない母」に書いたことと少し重複しますが。

けれど、ほとんどが気まぐれなので「いちいち、なんで?って聞くな。黙ってやれ」

自分の言動に一貫性がなく、子どもを惑わせてる自覚がないため「なんで?なんで?って理由を知りたがる、面倒な子ども」みたいに言われてしまい「だからアンタは生きるのに苦労するんだよ」とも、言われました。

子どもを怖がらせて黙らせておくだけならまだしも「アンタはそういう面倒な子ども」扱いをして、子どもの人格下げをやるあたり、よほど余裕がなく幼稚だったんだなぁと思います。