もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

自分のアレルギー反応を知り、気持ちをコントロールする

最近ちょくちょく「他人軸で生きてしまいがちな私が、自分軸で生きられるようになってきた」お話をしています。

もちろん、私もまだ、すぐ他人軸に乗っ取られそうになるので毎日「危ない危ない」みたいにギリギリで生きてはいるのですが。

じゃあ、そうなるまでに、何か特別なことをやったか?となると…特にないんですね。

毒親育ちさんが集まる会に出てみたりとかはしましたが、1回だけの数時間で

その他、ブログやメルマガ・本を読むとか、ネットを漁るとか、そんなことは昔からコンスタントにやってきているし。

その中で、途中から「自分軸で生きる」雲の上にほわっと乗ったみたいな、そんな感覚があって

なんで?いつから?どこから?と自分でも不思議でした。

ちなみに、このブログを書いていて、ここ数年の自分の気持ちの浮き沈みがわかったので、ちょっとグラフを作ってみました。

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一応始まりは「家を出る少し前」くらいからで、今に繋がっています。

平行線で表しているところは「今現在」ではなく、今後の「理想形」です。

今思うと「毒親育ちの中二病?勘違い期」は、もしかしたら実家にいた頃よりも辛かったかも知れません。本当に、生きるのが嫌になっていました。かなり精神的に不安定でした。

真ん中の赤い線をゼロとしたとして、多分「普通の人」は赤い線の上下の薄い色のゾーンくらいで気持ちが上がったり沈んだりして生きているんじゃないかな?と思います。

それが、毒親や毒人間が周りにいる人や精神的に乗っ取られている人はその振り幅がとにかく上下にぶっ飛んでいて、だからしんどいのでは…と感じています(もちろん、下がってばかりで上がって来れない人もいるでしょう)

家を出る前もこんな感じでしたが、ほとんどが母により落とされて、それが悲しいのでアイドルを追ってブチ上げたりしていた訳で…。

せっかくその原因の「母」と離れて暮らす選択をしたのなら、次はそのコントロールをうまくできるようになるまでが課題なのでは?と思っています。

そんなこと言いつつ、未だに私もすぐ家で1人で泣いたり、薄い色のゾーンを超えそうな時はめっちゃあります(なので、平行線部分は「理想」と書きました)

ただ、勘違い期を超えるほどの下降は今のところなさそうかな(と思いたい)

せっかく母と離れたのにあそこまで下降したあたり、けして一筋縄では行かなかったのですが

母以外にも原因があることもわかったし、その時の予期せぬ「人間関係のデトックス」も、案外効いているのかも知れません。

結局、毒を受けてしまう(自分軸を乗っ取られやすい・他人軸に居たら安心してしまう)タイプの人(まさに私もです)って周りにいるそういう人に近寄らない・いたらできるだけ逃げる が一番なのかなぁと思いました。

いわばアレルギーみたいなもので「摂取したり、触れたりしなければ全然平気」みたいなものなのかも?と思います。

と言っても、相手は「人」なので、「近寄らない」にも限界がありますが

まずは自分に対して毒を撒いてくる人間への「アレルギー反応」に気付く能力をつけること毒親育ちはここが麻痺してる人が多そう)と、残念ながら近くにいたら深入りしないこと、を心掛けています。まだまだ、最近わかったばかりなので、難しいですけどね…。

そして、今あるものも断ち切るのは恐ろしいけれど、距離を置くこともひとつの方法であると感じます。

それについてはまた次回書きます。