もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

成功体験の押し付けは、やめてほしい

過干渉親に育てられると、進学・就職、結婚や出産など、人生の節目においても「自分の意思なんてお構いなしに、親の言う通りにしていた」という方も多いのではないかな?と思います。

私の場合は、今までも何度か書きましたが「就職」に関しては色々思うところがあります。

 

自分はどんなことが得意で、どんなことをしたいか。本当にそれをやりたいのか。

就職するにあたってそんなこと、ほとんど考えたことがなかったです。

 

ただ、こういうとこにしろ!こんなとこはアカン!

親独自の枠内にはまる企業でとりあえず働くというのが「就職」だと思っていたので、その中で、自分の勤まりそうなところを探し、親に聞いて、応募するかを決めていました。

20代のいい大人がすることじゃないと今になればわかるけど、当時はそれが当たり前だと思っていました。

 

まぁ、本当にやりたかったことはさておき

母の勝手な独断と偏見の条件に必ずあったのが「車通勤可」

 

それで最近思ったのですが

私、本当に車の運転、好きじゃないんですよね。

この歳になってやっと『マジで運転嫌いだったんだな』ってわかったんです(笑)

 

とにかく昔から、免許は取れる歳になったらすぐに取れ!と親に言われていました。

確かに実家は自家用車がないと不便な場所だったし、免許は取っておいてよかったとは思いますが、バスも走っていたし、車でないと通勤できない訳でもなかったのです。

 

今の家に決めたのは、実家よりだいぶ公共交通機関が充実しているのも理由のひとつで

母と同じ職場を辞めてからは電車通勤をしています。

通勤に使わないとなると本当に乗らなくなって、それまで何年も親に言われて「日常的に乗るのが当たり前」だった車も売却しました。

今、それでも全く苦にならないし、何であんなに運転が嫌で仕方ないのに、親が言うから。と律義に何年も車通勤してたのかなって本当バカバカしいんですけど(笑)

 

母は、親と娘がいつでも同じベクトルだと信じきっているので、多分「車通勤をしておいて、よかったでしょ?お母さんの言うとおりにしておいてよかったでしょ?」と自信満々だったのでしょう。

私にとっては、独断と偏見の押し売り以外の何でもないんだけど、母にしたら「いいこと教えてやった」くらいに。

 

だからですかね?どうしても私が機嫌よく電車通勤しているのが気に入らないのか


母「雨の日、電車通勤大変やろ」⇦ 何か言いたげ
私『まぁ、雨の日は何でも大変やわな』
母「JRって、吹きさらしやん。地下鉄はな、濡れへんけど」

(ちなみに実家からは地下鉄の駅が近いのですが、私の今の家からはJRが近い)

母「母さんな!あれが嫌やねん!」

⇧ これを言いたかったのね(笑)また始まった、自分のこれが嫌い!〇〇が嫌の主張(笑)

まぁ、屋根はありますけどね(笑)

tari97.hatenablog.com
母って「自分の思うものと違う」となると、とりあえず否定対象なんですよね(笑)

母にはたまたま、車通勤が合っていたのだと思うけど

自分の成功体験の押し付けは、いい加減やめてほしいなと思います。