もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

季節の変わり目の大イベント

先日、やっと!毛布を洗濯し夏布団を出してきました。

早く仕舞わないと、と思ううちに梅雨に入ってしまって、毛布以外をまだ仕舞えていないのですが。

 

使わないのはシーズンごとに布団圧縮袋に仕舞います。

私はこの、布団を洗ったり干したり仕舞う作業が、好きではないです。

これは実家にいた頃からです。これは別に母にやらされたから、ではなくて、幼い時からただ好きじゃなかっただけだと思います。

昔から「大きく体を動かす」ということが嫌いなのです(洗車とかも嫌い)

 

元々嫌いな作業なんだけど、布団圧縮袋に収納する時は、母を思い出してまた嫌な気分になります。

 

実家にいた頃、母はいつも布団を仕舞う時期が近づくと「そろそろ布団圧縮するから!」と、騒ぎ始めていました。

「するから!」は「手伝えよ」と等しく、特に日を決められる訳でもないのだけど

『そろそろかなぁ』と思うと、嫌~な気分になっていました。

 

「今日やる!」と言い出したら、朝から母がピリピリし始めるのです。

それがものすごく嫌だったんです。

別に何十枚も布団がある訳でもないし、今思うと一体布団圧縮がどんな大イベントなんだよって感じですが…

 

大体、今1人で暮らして、布団の準備をして、こんな簡単なことをいちいち娘を呼び付けてまであんなに騒いでやってた意味。ってほんと真顔になります。

 

布団の圧縮以外にも、1人で暮らすようになって全てを自分でやるようになって『母って、何をあんなに大げさに騒いでいたのだろう』と思うことが、とにかく多いです。

 

圧縮袋に入れるのなんか、1人でできると思うんですけど、なぜか私を呼び、その割に自分の思い通りに入れたいので「やっておいて」ではないんですよね(言うて、次開ける頃にはどこに何が入ってるか母も覚えてないから、結局全部開けるんですけどね)

だったら「たりの好きな時にやっといてな!」でもよかったやん。と思ったのはつい最近です。

 

母からは時々「たりと一緒にこんなことしたの、楽しかったな」とかLINEが来る時があるので、きっとこういう日常の「共同作業」の思い出が、好きなんだと思います。

 

私は、とくに思い出したくもないので、そのLINEには返信はしません。

しないと怒るから、嫌々やっていただけなので。