もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

母と話してても楽しくない理由

母は、元々が重度のかまってちゃんなので、自分が話題の中心になりたがります。

幼い頃は知識もないし、母が興味のあることならそれなりに返してはくれていたので『よく話をしてくれるお母さん』と思っていましたが、だんだん私も成長して母が本当に世間知らずなことを知ってしまうのと同時に、母は歳を取り余計にかまってちゃんになったので『もう母と話しても楽しくないな』となったのは、ごく自然なことだったのだなと思います(昔はそう思う自分のことも責めていました)

 

話題と言えば、昔から誰かの悪口ばかりだし、大した知識もないのに偉そうに上から目線で話すわ、言う通りにしないと怒るわ。

基本的に「自分は絶対に間違っていない」という変な自信もあるから「それに従わないたりはアホ」みたいな言い方もされてきました。

 

趣味が「テレビを見ること」ぐらいしかない母なので、私が興味を示すような面白いネタも持っておらず、離れてからたまに会っても聞きたいことも特にないんですよね。

なので、今も病院に行っても話題に困ります。

 

そのくせ、かまってはほしいので、私が適当な(直接母に関係のない)話をしても、思いっきり「そんな話、どうでもいいけど」感が出てるんですよ。

 

この、母の「そんな話、どうでもいいけど」感は、今に始まった訳ではなく、昔から時々感じていました。

 

私も性格的に興味のないことにはノれないタイプで、姉にはよく「興味のある時とない時は顔見ててわかる 笑」と言われてしまうのですが

母にいたっては露骨に別の方向を見たり、指先でテーブルに文字を書いてみたり「全く話聞いてないな」な動きをするので、余計話す気が失せます(最近、この露骨に態度に出すのもネジ足りないんじゃないかと思ってきた)

tari97.hatenablog.com

 

先日病院に行った時も、荷物を整理したりベッド周りを片付けたりする時は目的があるからいいけど、いざ一息ついて話せるようになって『こないだの豪雨すごかったなぁ。岡山とか、大変なことになってる』『あの日、私も帰宅難民になりかけた』とか世間話をしても「聞いた聞いた」とか「知ってる」とか言って話を終わらせるんです。

元々幼稚なのはわかってたけど、大人同士の世間話の「ノリ」みたいなのがわからないのか、やりたくないのか。

早く自分の話に持って行きたいんでしょうね。

おそらく「今、自分はこんなに大変なのに何が豪雨だ」みたいな気もあるんじゃないかなと思います。

 

「雨?知ってる。それより私はこんなに辛い」「家に帰れない?聞いた聞いた。そんなことより私はこんなにしんどい」

多分母の頭の中の回路って、こんな感じなんだろうなと予想します。

 

確かに辛いのはわかるけど、もしかしてまだ無条件で母を励ましたり労ったりすると思ってる?(思ってるんでしょうね 笑)

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