母の、何でも物を溜め込み、片付けができないところや、行動が雑なところはこれまで何度も書いてきましたが
母ってそういう部分があったのとともに、協調性もなかったことに気がついたのは
つい最近の話です。
昔から、父はキレイ好きで、父の入った後のお風呂なんかもキレイでしたが
母の入った後のお風呂は汚くて、私はそれが嫌いでした。
特に嫌だったのが、シャンプーの残りが少なくなると姉が『そろそろ詰め替えをしよう』と、ちゃんと把握してくれているのに、ちょっとシャンプーの出が悪くなるとすぐに母がボトルに水を足すのです。
最終的に詰め替えの前に洗うにしても、母は関西弁で言う「いらち」なので、まだ頑張ってポンプを押せば1回分くらいは出そうな段階でもすぐイライラして水を足して
そこまではまだ良いとして(良くないけど)
入れたら入れっぱなし。
後に入る人にも「シャンプー、水継ぎ足して使ったから」等の声掛けも一切なし。
知らずにその後に入って、ポンプからシャバシャバのシャンプー水が出てきて、何度イライラしたことか…(思い出すだけでも腹立つ)
『まだ残ってるのに、すぐにボトルに水入れんといて』『水入れたんやったら、それ言って』と、その度に姉と一緒に言うのですが
また母得意の「ええやん、それくらい」で済まされ
あまり言い過ぎたら、逆ギレされるのがオチなので
いつも私たちが腑に落ちないまま、我慢せざるを得ない状況でした。
今思えばあれも、どうせ「親のやることやろ、何が悪いねん」という気があったのだろうなと思います。
そのくせ、娘には耳が腐るほど、あれをしろ・これはするなと押し付けてきて
他にもそんなことが山ほどあったので
私は幼い頃ずっと『大人になれば、自分ができていなくても偉そうにできるのだな』と本気で思っていました。
子どもの私は、何をやっても怒られる。
同じことをお母さんだってやっているじゃないか。
なぜ、私はダメで、お母さんはやってもいいの??
私の頭からこの疑問が消えることはなく
時には口に出して言ったこともあります。
『母さんだってやってるのに、何でいつも私だけが怒られるん?』と。
バツの悪くなった母はお決まりの「つべこべ言わんと、親の言うこと聞け!」で
しつこく言及なんてしようものなら
倍以上返しで、またボロクソに怒られるのもわかっているので
おとなしく聞き入れるしかありませんでした。
だからずっと、私は早く大人になりたかった。
私は、これまでも母から相当「アンタは他人とは暮らされへんやろうなぁ」とか
とかく「アンタは協調性がない!」みたいなことを
散々バカにするように言われてきたけど
こんなことを日常的にやってきた人が「協調性がない」とか、どの口が言ってるのかな?案件です。
母に言いたいんですけど
あなたはけして協調性があったのではなくて
家族が死ぬほどご機嫌を取って合わせてあげていただけですからね。
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