パーソナリティ障害とか、私は専門家ではないので詳しくはわかりませんが
確実に母親が『どこかがおかしいのだろうな』ということは、昔から気がついてはいました。
よその親と、何かが違う。でも、普段の生活においては何も不自由はないし
何が、どこが、おかしいのかは長年わかりませんでした。
他の人よりも少し余分に「心配性」「厳しい」のだ、と言い聞かせていたのですが
結局昔から『おかしいな』『嫌だな』と感じていたことがほとんど、私の生きづらさに繋がっていることを認めてからは「他の人よりも少し〇〇」程度の話ではなかったなという結論に至りました。
私は、2年前に親友にパーソナリティ障害(境界性)の疑いを持って、相当しんどい思いをしたので
パーソナリティ障害のことについてものすごく調べた時に
母や伯母(母の実姉)もパーソナリティ障害のどれかではないのか?と思いました。
母は「自己愛性」、伯母は「依存性」です。
けれど、母の場合自己愛性のチェック項目にあてはまらないものもあり
あてはまるものは、
・ 過剰な賛美を求める
・ 共感の欠如
・ しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む
・ 尊大で傲慢な行動、または態度
くらいかな?というところで
下記のように、境界性の項目にもまた、いくつかはあてはまるかなぁといったところ
(⇒の後ろは母の特徴)
・ 人に見捨てられないように、なりふりかまわない行動(見捨てられ不安)
⇒娘と離れて暮らすことへの異常な恐怖、繋ぎとめておくことへの異常な執着
・ 対人関係が不安定で激しい
⇒職場や町内でもすぐに大喧嘩して帰って来る
・ 強いイライラや不機嫌など、気分や感情が短時間で変動する
・ 不適切で激しい怒りを抑えられない
⇒実家では母がいつ、何でキレ出すかわからず、いつもヒヤヒヤしていた
自殺をほのめかすとか、自己を破壊する行為等は母には見受けられなかったため
ごく軽度の境界性の部分も持っている程度、なのかも知れません。
しかし、最近の母を見ていると「発達障害」の線の方が濃いかもしれないなと感じています。
伯母は昔からこの気があることは気がついていました。
そしてまた、祖父(母の実父)も、かなりその気があったらしく、母がよく「お父ちゃんは、場の空気が読まれへんからおかしなことを平気で言う。お姉ちゃんもその血引いてる」と言っていました。
母の実父が放った言葉で印象的だったのは、母から聞いた話
昔、母の住む町で、列車に飛び込み自殺をした人が出たらしく
皆がざわざわしている時に(普通なら「まぁ、お気の毒に…」とか「何があったのかしら…」なんていう言葉が行き交う場面で)母の実父が
「ほんで、そのお骨はどないしましたん!」と大きな声で言って、場を凍りつかせたとか…。
おかしい毒親をお持ちの方は「うわ~あるある。こういうの」と思ったかも知れません。
かく言う私も、ここまで酷くはないものの『ちょっと!お母さん、黙って』と思う場面に数知れず遭遇してきました。
本人に「意地悪してやろう」とか、下心がない分、余計疲れるんです…。
母に友達がいないのは、少なからずこういう部分を受け継いでいるからじゃないのか?とも思うし
すぐに怒ったり、思い通りにならないと不機嫌になるといった「母発信」の部分ばかりにフォーカスしていましたが
最近になって母は母なりに「関係」を築こうとしているが、うまくいかないのだなということもわかってきました。
これについてはまた書こうと思います。
同じ職場にいた時も、私はずっと母の存在が恥ずかしくて仕方ありませんでした。
『うちの親はおかしい』
それを認めるのも親に悪い気がして、目を背けていたけど、ブログでは「どこかのネジが足りなかった」と表現し、おかしいと思った・嫌だと感じた事項をいくつも書いてきました。
それを『〇〇という病気だ』とかいうジャッジを下す気はないし、病名を知りたい訳でも、はたまた病気かどうかを知りたい訳でもありませんが
おかしい・嫌だと感じることを、悪いと思わなくてもいいのだという気付きに出会えただけでも、書いてきた意味はあったと思っています。
子どもがおかしいなと思えば親は立ち止まり、耳を傾ける必要があると思うし
嫌だと感じたなら改善の余地があると思うのです。
私の母はこういったことを一切できない(やろうとしない)人でした。
それを『世話にはなったから』とか、そういうことで我慢する必要はないと、私は考えます。
そもそも『おかしいな』とか『嫌だな』と、『でも世話になったしな』って
その「でも」って、おかしいですよね(笑)
幼い頃から「お母さんはいつもしんどい・辛い」という呪いの言葉に、まんまとひっかかっていた感じです。
うちの親、こういうおかしな言動があったということがあったら、ぜひお聞かせください。
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