このブログでは、母との関わりの中で私にどういう影響があったか
母が「毒親」と言われる所以は一体何だったのか
そういったことを、書籍やブログを参考にしたり、自分の体験を事細かに思い出すことで分析し
これからどうして行けばいいか?ということも含め日々模索しているのですが
母の本音を聞くことで「見当違いだった」ということも時々あります。
今回、まさにそういうことがあったので書こうと思います。
昔から母は趣味もなかったし、話すことと言えば誰かの悪口や噂話ばかりでした。
それを、どう思うかと聞かれ、母の思い通りの返しをしないと機嫌を悪くされたり、ボロクソに言い返されたりしました。
(人に意見を求めるくせに、自分の納得する回答以外受け付けない)
悪口の内容も、笑えるレベルではなく、子どもに話すにはえげつなすぎただろということにも最近気がついて
母のそういう性分は、とにかく自分が面白くないから、他人サゲして自分を優位に立たせて優越感に浸ることで「自分は幸せだ」と思おうとしているのだろうと、ずっと思っていました。
しかし、この間姉から聞いた話
(姉はわりと頻繁に母と会っていて、結構きついことも言ってるらしいw)
今、生きる楽しみが何もなくなった母は、とにかく自分が楽しくないから
近所の人や、誰に対しても僻み妬みの気持ちが沸き上がって
「不幸になればいいのに!と思う」と話しているそうです。
それを聞いて『今まで生きて来て、周りの人にそんなこと(他人の不幸をざまぁ見ろ!みたいに)思ったこと、なかったん?』と姉が聞くと
「結婚してからは幸せすぎて、そんなこと思ったことなかった」とのこと。
それを姉から聞いた時、耳を疑いました。
え?そんなに満たされていたのに、あの悪口のオンパレード…?
人として、やばくない?と…
昔は家ではほとんど母の我が通っている状態だったから(=精神的に我慢なんて全くしたことがなかったから)
他人に対して僻んでみたり妬んだりそんな気持ちは一切なかった、それくらい母は「幸せだった」らしいのです。
その幸せの裏では、どれだけ娘が嫌な思いをしてきたか…(というニュアンスのことも、姉は母に言ったらしいけどw)
母は、父の悪口もよく昔から言ってたし、もちろん他人に対しても平気で酷いことを言うし
1度キレたらヤ〇ザみたいに怒鳴り散らして怒り狂うし
それらはよっぽど現状に何らかの不満があるからなのだと思っていました。
時々「お父さんが歳いってるから」と、若い旦那を羨むような発言もあったから
てっきり周りの人と自分を比べて、勝手に劣等感を抱いて、やっかんでいるのかとも、思っていました。
町内のお母さん方とすぐに喧嘩して帰ってくるのもそれが原因だと思っていたのですが…
どうやら、昔の母には人を妬んだり、僻んだり、人の不幸を喜んだり、人が不幸になればいいのにと思ったり
そういった感情はなかったらしいです。
女友達が全くできなかったり、町内でお母さん方とすぐ喧嘩したりするのは
人を妬む気持ちや、「負けたくない」みたいな気持ちがそうさせていたのではなく
マジで、発達障害っぽい部分がそうさせていた(集団の中で突拍子もないことを言って、ハブられたりする)だけだったのだな…というのが今回わかりました。
「グレーゾーン」という表現をしましたが、ここまでくるともはやほぼ黒だったのではないかな…私の母って…
悪口や噂話ばっかりというのは、ただ単に友達もいないし趣味もないから
話すことがそれくらいしか本当になかったのだと思います。
(多分「今日は寒いね」とか、普通の人がそれくらいのニュアンスで話すことが、母にとってはえげつない悪口だったのだろうな)
わかったとこで、余計やばくない?と思って、私にとってはあまりにも衝撃で
とくにオチもないのですが…
やっぱり、私の母親って本当にどこかのネジが1本足りていなかったのだろうなと思わざるを得ません(1本どころの騒ぎじゃないかも)
そんな母が、とっても情けないです。
他人に対してマウントを取りたいから、あんなにえげつない悪口を言ったり
敵対心むきだしで喧嘩して帰って来たりするのだな…と思う方がよほど気が楽だったかも…。
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