もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

捨てる神あれば拾う神あり

母が毒親だとわかってから、腹が立った事も、悔しくて泣いた事も数えきれない程ありましたが

最近とにかく思うのは、母ってこちらの予想をはるかに上回るくらいあまり頭が良くなかったのではという事です。

ここで言う「頭が良い」は「お勉強ができる・できない」ではなく人生において・生きる上で、という意味です。

 

前々から似たような事はもう何度も書いていますが

最近、母は都合が悪くなるとすぐに「あとはもう死ぬのを待つだけだから」とか

「まあもうどうでもええわ」とか、投げやりに言います。

 

自分の思い描く未来(娘と孫に囲まれて、死ぬまで誰かに依存して生きる)に

ならなかったことが悔しいのでしょう。

 

おまけに、手のかかる母の実姉「T子」の世話まで降りかかってきて(まぁこれは、母が勝手に息巻いて「T子の面倒は私がみる!」と言っただけなので全く同情もしませんが)

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娘は娘で母の毒に気付き、もう絶対に昔のように母の言いなりにはなりません。

 

時々LINEで真面目な話になっても、母にとって都合の悪い話ばかりになるので

まずは必ず「病気」と「加齢」のせいにします。

「あんた達はまだ若いからわからないんだ」と。

 

でも、加齢と言われても皆平等に歳はとるし、病気もある程度は想定内です。

すごい確率の不慮の事故に巻き込まれたり、ものすごく珍しい難病にでもかかったならともかく

 

「先のことを予測出来へん奴はあほや!」

「10年20年先を見据えて生きなあかんで!」

母に死ぬほど聞かされたセリフですが

前々から『母さんはそれをできてたか?』と、疑問に思ってたのでこの間きいてやったんです。

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とりあえずはいつものごとく、加齢と病気を理由に言い訳。

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そして「母さんは、70歳まで働くつもりやったからな」

これは「もっと働く気はあったけど、病気になったから人生設計が狂った(こんなに早く暇を持て余すことになるとは思ってなかった)」と言いたいのだと。

 

と言っても、いずれにせよタイムリミット(定年)はある訳で。

自分が70まで働く気があっても、そうならない確率だって十分にあった訳です。

何で「自分が70まで働く気があれば、確実に70で定年を迎えていた」前提なのだろうか。

それに、定年を迎えた直後に、ぱたりと死ぬ訳でもあるまいし。

遅かれ早かれ定年は来るのだから、それが数年早まっただけで「思ってたのと違う」と騒ぐのは自分の言ってた「予測のできないあほ」にはならないの??という意味で、私は聞いたのですが。

要は、私が聞きたいことの答えになってないんですよね。

 

いまいち、母ってこういうとんちんかんな返信をしてくるので

『とりあえず、賢く生きたいね』と(嫌味で)入れたら

「なってみないと、わからないこともある!それが人生!」ですってw

また特大ブーメラン返って来てますけども。

 

そして自分が優位に立てなくなると「まぁ、もうどうでもいいけど」と投げやりに返信してきます。

これが最高に腹が立ちます。

昔、逆に子どもがこんな態度取ろうものなら、自分の気が済むまでとっつかまえて半殺しの勢いで怒鳴ってたくせに。

 

そのくせ、自分の思い通りにならなかったり、話がつまらなくなれば

「あ~しつこ!」と、呆れたようなものの言い方をして強制終了したり

「もうこの話、やーめた!」みたいに人を小馬鹿にするように終わらせたり。

 

そしてだんだんこちらの口が立ち互角に言い返せるようになると「アンタ、頭おかしいんと違う?」です。

 

自分が主張したいことは、相手の気持ちなんて丸っきり無視して土足で入って荒らすだけ荒らして

自分が興味なかったり、言い返せなくなれば「しつこい」だとか「どうでもいい」等の言葉を吐いてさっさと逃げます。

毒親って卑怯すぎませんか。

 

昔から母はそうだったので、それが当たり前の事みたいに自分の感覚も麻痺していましたが

こういう母の変な言動を思い起こしてみると、おそらく外部の人と接するときもこういうものの言い方してたんだろうな、と予想がつきます。

私たちは、言い返したら怒鳴られるから黙ってただけで…

母に全く友達がいないのも、おそらくこのせいじゃないかな。

 

男性にはモテてた!と母は豪語していますが、男性は一般的に女性ほど突き詰めて話をしない生き物だし

最終、相手が「女」であることの「目的」が明確ならば、なおのこと適当に返事をして、機嫌を取っておこうとなるものであって

多少の性格は目をつぶれば…な男性も数多く居たのだと思います(実際母は望まない妊娠をしたことがあるらしく、はっきり言って貞操観念にも疑問を感じるので)

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それを「モテてる」と勘違いするあたり、あまり頭が宜しくないかと。 

 

まぁこんな状況でも1人では何もできないので、啖呵を切って娘に偉そうに言うこともできず、まさに今の母は八方塞がり、四面楚歌。

私たちがわざわざ手を下さなくとも、母は十分不幸になりました(笑)

 

あの時、カッとなって母を刺して犯罪者にならなくて良かった。

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天下を取ったかのように、天狗になってあぐらをかいていた母。

娘からは総スカンな上、人の世話が死ぬほど嫌いなのに実姉の介護まがいのことをこなす老後(笑)

最近『人生ってうまくできているね』と、姉と話しています。

まさに「捨てる神あれば拾う神あり」です。

 

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