もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

逃げるが勝ちの人生道

昨夜、NHKのBSで放送されていた番組のタイトルです。

 

実は、ずいぶん前にこの制作関係の方よりブログ経由で取材依頼が来ていたのですが

私が取材協力の連絡をした後に連絡が途絶えて『まぁ、私の内容は番組にフィットしなかったのだろう』と思って、とりあえず放送を待っていました(まぁ、依頼してきたのは向こうなので断るにしても一報入れるのが筋だろ、と思ったのはここだけの話)

 

放送を見ての感想は『うん、まぁ取材受けなくて逆に良かったかな』でした。

 

以前にもNHKではクロ現で毒親特集を組んだり、扱いにくい題材に果敢に取り組む姿勢はすごいなと思っています。

 

ただ、毒親問題だけは『うちはこれはあてはまるけど、これはあてはまらない』みたいな事が多すぎて(毒親タイプが多岐にわたり過ぎて)番組内の30分やそこらで紹介するにはやはり限界があると感じます。

 

あとは、多分制作に携わっている方たちがおそらく非毒親育ちなんだろうなという視点やまとめ方で、結局「これこれ。こういうの待ってた」という番組にはまだ出会えてないかなぁ。

 

結局、これだと子どものワガママ・親子喧嘩の延長みたいに取られて、私たちが一番嫌いな

「育ててくれたのだから感謝しないと」

「お母さんも心配だったんだよ」

「親になればわかるよ」

等の感想しか、非毒親育ちの人は出て来ないだろうな、というのがオチ。

 

コメンテーターとして出演する方(昨日は加藤なほさんでした)も、自分が参考にしよう!と思わなかった方だと…うーん…となりますしね。

 

あとは昨日取材を受けられた方の体験談に「姉妹格差(妹ばかり可愛がられ、自分は愛されなかった)」「両親が金の無心をする」があったのも共感できなかったひとつかな。

何度も書いている通り、うちはこれはなかったので…

 

母の家はBSが見れないので、またもし再放送とかあれば『見ろよ』と言うつもりでしたが、これはうちとは違うタイプの毒親で下手に見せると「お母さん、あんなことしてないもん♪」とか言い出しそうなので、見なくてよし!となりました。

 

まぁ再現VTRの、親が「口答えすんな!」「お前の為を思って!」「お前ができる訳ない」などと怒鳴っているシーンは若干胃のあたりがムカッとしましたが。

 

昨日の番組ではDV妻と毒親の再現VTRを30分ずつ、という感じでしたが

私にはDV妻のキレ方とダブルバインド(前はこう言うからやったのに、やったらやったで否定される『どないせぇっちゅーねん』パターン)の部分の方が既視感ありました。

DV妻はモラに当たるので、モラ系毒親持ちの私にはそちらの方が通ずるものがあったようです。

 

という訳で、やっぱり大衆的に知らしめるには難しい問題なんだなと再確認したので

今後も自分のどんな小さなことでも発信&似た境遇の人のブログ閲覧で解毒していこうと思った次第です。

 

関西でのオフ会なども、やってみたいのですがね~🤔

 

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