もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

神様がくれたお休み

誰でも、殿堂入りしているドラマがあると思います。

 

私の不動の1位は、非常にありきたりですが「ロングバケーション」です。

最初の放送は私が中学生の頃でした。

あの時の山口智子さんのサバサバした感じがすっごくかっこよくて、冗談抜きで「あんな風になりたい!」と初めて思った大人の女性でした。

 

小さい頃から、自分はほわほわした女の子らしい雰囲気はないし、モテ要素がないことも気が付いていました。でも、ロンバケを見て、南が最後に幸せになった時に「私も南のようなノリで生きて、瀬名のような人を探せばいいんだな」と、本気で思ったものです。

他には「貴子(広末涼子さんの役)ちょー腹立つ!」とか「竹野内かっこいい」程度の感想しか出なかったんですね。中学生の頭では。

 

その後、再放送される度に録画しては見るんですけど、回を重ねるごとに、まぁ、泣けるんですね。

もう、一番最近に見た時なんか、わりと序盤で号泣です。

 

それで、ありきたりですが、瀬名のセリフをもし知らない人がいたら、人生損してる気がするので貼り付けておきますね。

 

ほら、あるじゃん、何やってもうまくいかないとき。何やってもダメなときって、ね。そういう時は、なんて言うのかなぁ、言い方変だけど、神様がくれたお休みだと思ってさ、無理して走らない、焦らない、頑張らない。自然に身をゆだねる

 

神様がくれたお休み!ほう!と最初に感銘を受けたのは、高校が嫌で嫌で辞めたかった時に見た再放送の時だったかと思います。

それから、うまくいかない時は瀬名のセリフを思い出してきました。

人生で一番私を励ましてくれたのは、瀬名と言っても過言ではない…

 

そして今まさに「神様がくれたお休みなう」です(言うて、何回お休みするんだって感じもしますが)

それでいいのです。

無理に頑張らない。

 

あと、ロンバケ論語り出すと夜が明けるので、今回はこのあたりにしておきますね。

(それにしても瀬名って草食男子のはしりだよな~)