もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

「あんなにしてやったのに」を懲りずにまたやっている母

母は、その傲慢さに娘2人に呆れられ、最終的に距離を置かれています(多分、友達がいないのも同じ図式で人が寄り付かなかったのか、自分から切っていたのでしょう。私もあまり母のこと言えないけど)

 

同居(できれば婿を貰って)が目標だった私には逃げるように家を出られて、姉も私が実家を出た辺りからあまり実家に寄り付かない感じになりました。

 

母は知らないだろうけど、父も生前母への不満を私に漏らしていたので(態度が傲慢。もの言いがきつい等)母の独裁体制にほとほと嫌気がさしていたのでしょう。

けれど、死期も近づく中で今さら私のように逃げることはできないし、どうしようもないから酒に溺れたり、プチ家出みたいなことを繰り返して反抗していたのだと思っています。

 

母は、人に頼むことと自分のしてあげることのバランスがおかしいし、指摘しても「そんなはずない」と絶対に聞き入れません(毒親の鑑ですねw)

家族には結構な無理難題を簡単に頼んでおいて、ニーズに合わない押し付けで返して「お母さんのおかげで助かったでしょ」と本気で思っていたので、最終的に相手が断りを入れたり、音を上げて逃げ出すと「あんなにしてやったのに」とか「甘やかしすぎたわ」とか言うんですよね。

その言葉、そのままお返ししますよって感じなんですけどね。

 

そこが本当に多分ちょっと病気と言うか、ある種の障害なんだろうなと思うのですが

今また母は自分の実姉にも同じことをして、1人でキレています。

 

母の実姉「T子」。私からすると伯母にあたります。

T子は、徹底的に弱者を演じて1人では何もできないアピールをして、どうやって人に依存してやろうかと考えているタイプ。

え~んと泣き真似をするけど涙なんか出ていなくて、横目で様子を伺い、どうしたの?と人が寄って来たら反対向いて舌を出して笑ってる みたいな表現がぴったりな人です。

依存する予定だった夫と子どもに先立たれ、そのシワ寄せが妹である母に来ている訳です。

確かに家族を早くに亡くしたことは気の毒だし、金の無心をしないことだけが唯一の救いでしたが、それ以外は本当に顔を合わせるのも嫌なくらいのしょうもない人です。

私は伯母に何かしてもらったことも本当にないし、できる範囲のことは頼まれればしようとは思うけど(人としてね)無理してまで面倒見る義理はないかなと思っています。
私はだいぶ前からあの伯母はどうしようもないと気付いていたけど、そんな人に母はよく世話してやるよなぁと感じていました。

まぁ、母にとっては血の繋がった姉なのでどうしてもまだ期待があるんでしょうね。

 

ところが、母自身が最近体調を崩し、その世話を前ほどできないとなった時に、また母が怒り出したんです。

T子は、自分のことしか考えていないし、ちょっと周りが見えないというかそういう軽い障害っぽい面もあるので、そんな状況でも実の妹の体調を気遣うでもなく、自分の要望ばかりなんです(まぁ、前からそういう人だと私はわかっていたけど)

すると、こんな体になっても、色々気かけてやってるのに!とか、私たち娘にも「お母さんに代わってT子をもうちょい気にかけてやれ」とか、また「あんなにしてやったのに」節が炸裂中なんです。

私は何回も『T子さんは、そういう人間やから適度にほっとけばいいと思うよ(でないと、手を貸せば依存できるとこまで徹底的に入り込んでくるぞ)』と言ったんですけどね。

今まさに「いわんこっちゃない」状態で、そのシワ寄せが今度私たちに来てるって言うね。ほんと迷惑。

 

多分、母って死ぬまで同じことやるんだろうなぁ。

勝手に相手に期待して、これくらいのことをすればこれくらい思ってもらえて当然!みたいな勘違い

で、自分の思ってたのと違ったら怒って噛み付いて。

本当、ご苦労なことです。