もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

なかなかうまくいかないです

この間、新しい職場で働き始めたと書いたばかりなのですが

5月末で契約満了となり、その後の更新は断られてしまいました。

私としては『ああ、やっぱりか』という感じで特にショックでもなかったのですが。

 

まぁ、いつものごとくあまり馴染めてないなぁという気はしていましたが

(昔からなのですが、うまく雑談の輪に入れない。この発言はどうか?人にどう思われるか?…ぐるぐる考えているうちに、雑談は終わってしまう←毒親育ちあるあるですかね😅)

 

3月に入社し、同時期に採用されたパートさん(社員での入社を希望していて、フルで働いている)がいて、その方は少しの間一緒に働いたあと、別の拠点で働くことになったのだけど

4月にその人が急にうちの事務所へ戻って来て、その辺りから嫌な予感はしていたのですが。

そもそも、その人が戻って来た時点でデスクが1つ足りない。

もう1人の事務員は、正社員なので辞めるはずがない。

となると、これ、私切られるんじゃないか?と思っていたら、見事予感は的中。

 

まぁ、今考えてみても、どうひいき目に見ても事務員が3人は多すぎるだろうという気もしていて

忙しい時間帯以外は全然仕事もなく、私も困っていたところなので、人員の配置ミスもあったかな?くらいに思っていました。

 

ただ、やはり更新に至らなかった理由もきちんと聞きたいので、派遣元の営業へ先日電話をかけました。

 

すると、ものすごく「私はたりさんに対してそうは全く思わなかったのですが…」「今から言う理由は、どちらかと言うと後付けな感じで…理由の多くを占めるのはおそらくハッキリ言えない " 会社の事情 " だそうで…」等、少々歯切れが悪そうに話しながら

「たりさんの表情が、ちょっと硬い…ということでして…」とのことでした。

それを聞いた時『やっぱりな』と思いました。

(ちなみに、その営業には「たりさんは話し方も柔らかいし、礼儀正しく話しやすい方だと私は思っています」と何度も言われたけど、それについては『当たり前だろ。あの機嫌の良し悪しが黒ひげ危機一髪みたいな母と長年住んでたんだから、嫌でも身に付くわ』と思ったのはここだけの話)

 

おそらく、私が指摘されたのは「生徒との絡みにおいて」という部分かと思います。

 

私としては、生徒との絡みはさほどないとは思っていたのですが

やはり時々生徒に対して「学校の先生」のような対応を求められるのが、実はとても苦痛でした、正直。

『私は " 事務員 " なのに』と思う場面も多々ありました。

自分のできる限りの対応はしたつもりでしたが

生徒に対しての「適度なタメ口」「フランクな態度」がいつまで経っても苦手で、できていない自覚もあり、結局それが致命傷だった訳です。

 

面接でも「子どもは嫌いではないか」や「子ども相手なので(講師たちは)少々パフォーマンスめいた言動もあるが大丈夫か」という確認はされたのですが

要はそのパフォーマンスを事務員である私にも相当求められていて、それを私ができなかった、ということです。

そこは、相手がもう一歩踏み込んで「できそうですか?」と、聞いてほしかった気もしなくもないし

『暗に私にも求められているのだな』と汲めなかった私も悪いのか…

 

けれど、そういった理由で更新に至らなかったと聞いた時に、正直ほっとしたところもあったし

私がそういうことを、今後もできそうな見込みがないと早急に判断して

ダメージの少ないうちに切ってもらえてむしろ良かったのかも知れない…とも思っている次第です。

 

おそらく、契約更新しないのを決めたのは、事務所の所長なんだと思いますが

長年この仕事をしてきた、本当に学校の先生のような人で

人を見る目がきっと培われているのでしょう。

でないと、あんなに大勢の子たちに、物事を教えるなんてことできないと思います。

「たりさんは、この業界、向いていないな」と、判断したのだと思うし、私としても(上から目線ですが)妥当な判断だったと思います。

あとは、前にも書いたけど所長に言い返したこともあって、所長には好かれていなかった自覚もあります(笑)

 

今回この職場でわかったことは、とりあえず母くらいの年代のモラおばさんにはまだ弱いことと

tari97.hatenablog.com

子どもに対しては、フランクに砕けた感じで話すことが私にはうまくできないということです。

前に、子どもに対し嫉妬の気持ちはないと書きましたが、私が毒親育ちであるがゆえに、子どもという存在に対しまだ消化できていない何らかの感情があるのかも知れません。

事実、親御さん(大人)との絡みは全然平気でしたので…

まぁ良い勉強にはなったかなぁというところです。

 

それでも、適当に見つけた訳ではなく、自分のやれそうなポイントを見つけて頑張って探してやっと落ち着いて働けるかなとも思っていたとこなので

残念な気持ちがないと言えばうそになりますが。

 

また、転職においての自分の『できそうか・無理そうか』の仕分けの

長い長い道のりが始まります。

 

この職場に対して未練はないものの

 

生きるって、しんどいです。

 

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