もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

毒母が自分のことを「毒親」と言った

先日、急に毒母からLINEが来ました。

 

母「早くに目がさめたから、たりのLINEを読み返してた。勉強になるわ

反省しないとだめなこと、あり過ぎて」

(普段LINEも関西弁ですが、標準語になおしています)

 

それと、私はかつて母と同じ会社に勤めていたので、母は「〇〇さんが辞めるらしい」とか、まだ勤めてる人から情報を得て私に話してくるのだけど(興味ない)

「母さんから聞いたって、他の人に言わないでね」という忠告とともに。

私にも、同じ会社の元同僚で繋がっている人はいるけど

その同僚とはたまたま趣味(アイドル)が同じだから今も連絡を取り合っているだけで…会社の人のことなんて微塵も興味はないけど…

いつまでも私があんな会社のネタに興味を持ってると思われてるのも若干胸糞悪いが、まぁこれはまだいいとして…

(口外しようにも、元同僚とは会社の話すらしません。と、返しておきました)

 

母は、最近家で1人で寂しい、寂しいとしきりに言うので

 

たり『今1人で感じる寂しさは、私が家を飛び出す前数年、過ごしていた時の寂しさと同じだと思う。

あの頃、家に居ても、1人の人間として尊重されていなかったから。

私は家来かお手伝いさんか?そんな風に毎日を過ごしていたから』

と、入れてみました。

tari97.hatenablog.com

つまるところ、母が私にしたことが今そのまま身にふりかかっているのだということ。

同じ屋根の下にいながら、私にあれだけの寂しさや孤独感を味わわせておいて

tari97.hatenablog.com

私が真剣に声を上げても、何も悔い改めようとしなかった人が

今さら寂しさを訴えて助けてもらえると思うか?って話で

(それを、やんわり遠回しに伝えた)

tari97.hatenablog.com

 

するとどうせ言うだろうなとは思いましたが、母から

「それは誤解だけどね。母さんはたりを尊重してたよ。表現の仕方が下手だったから何回言っても信じてはもらえないだろうけど」

 

この文章を見た時に、また何となくもやっとした気分になり…

「それは誤解」

母にそう言われると、どうしても「あなたが間違っている」と、責められているようにしか、聞こえない。

 

話が逸れました。

他にも色々やり取りをしましたが、とりあえず私の伝えたかったことは

『娘が大人になったら、ひとりの人間としてもっと尊重をしないといけなかったと思う。それだけだね、惜しいのは』

ということ。

しかし母も母で絶対にこう返します。

「してた。伝わらなかっただけ」

 

更に返しました。

『そしたら、伝えられなかったってのも含めそれも能力のうちだね』

『勉強を何百時間やってみたって、テストでいい点を取らなきゃ成績は悪いままでしょ。それと同じかなと。

これだけ長い時間勉強したのに!よりも、やり方を変えないとねってこと』

(しかし毒親はこの「何百時間もやった!!!」という所だけを、合格点として認めさせようとしますよね。いや、やり方がまずいし結果が出ないと意味ないでしょう。それに私はやり方を変えることだって、提案しました)

 

その後もラリーが続いたので

『母さんに言われた通り婿探しなんてしなくてよかった』

『(同居の為の)家買う!って言ってたのも全力で阻止してよかったよね』

『私、弱冠20代にして先見の明あったよね(何なら感謝してよねぐらいの勢い)』

などなど、嫌味混じりで色々とぶっこんでおきました(笑)

 

多分毒親ってどうしても「子どもを下に見る」とか「親だから偉い」みたいな思想が、こんな状況になってもなお、染み付いて抜けないんでしょうね。

tari97.hatenablog.com

 

負けじと減らず口を叩かれました。

「たりだって、人と暮らせるタイプじゃないもんね」

「たりは、やりにくい人間だから」

この期に及んでも、まだ言うんですよね。

 

毒母って多分、死に際までこうやって言うんだろうなぁ、と呆れるし

最近だんだん哀れな人に思えてきます。

 

すごく不思議なんですけど、母って何も1人でできないし、今後も事あるごとに

娘を呼び付ける気でいるはずなんですけど、なぜ黙って居られないのでしょう。

口では「嫌いにならないで」とか「見捨てないで」みたいなこと、しきりに言うんですよ?(まぁもう嫌いですけどね)

別に偉そうにする気もないけど、それが今後も世話になろうと思っている娘への態度か?と本気で思います。

 

そして私にド正論をかまされ、言い返せなくなると「まぁこれからお互い楽しく暮らしましょ♪」みたいに終わらせるんですよね。

毎回、いやいや、言い出したのそっちだろ状態。

 

でも、こうやって『娘はもう昔のように、何でも従順に聞くロボットじゃないぞ』ということを

毅然とした態度で示すのは、私はいいことだと思っています。

 

最近母がこうやって、急に思い立って話してくることって、大体

『うん。だからそれ私実家いた時何っっっ回も言ったよね』なことばかりなんです。

私は母が私の言いたいことを理解するのはおそらく一生無理だなと踏んでいましたが

6~7年遅れぐらいで、わかる人間だったみたいです。

 

母が自分自身の「表現方法がまずいせいで、伝わるものも伝わらなかった」というのを、今さら理解し始めたことも然り。

理解までに何年かかっとんねん。

でも、わからないよりマシかなぁ…と、思うようにしてます。

今わかって、何で当時わからんかってん感はあるし、今さら理解されても腹立つだけ も、一理ありますけど…。

 

そしてそんな中、いつものごとく「こんな親で悪かったなぁ」みたいなことも入れてくるのですが

(いつも、それプラス「早く死にたい」とか「どうせ私は嫌われているから」とか『その一言いらんねん。かまってちゃんか?』みたいなのもくっついてくるのがうっとうしい)

 

今回の返信では何と「感謝してる こんな毒親に我慢してくれて」ですって(でもその後に「今度は母さんが我慢する番だね」←これは思うだけで良いのでは。また嫌味のような、あてつけのような…)

 

毒母本人の口から毒親という言葉が出る日が来るなんてね(笑)

 

おそらく、姉がやんわり『母さんのような人を、毒親って言うんだよ』的な話をしたのだと思います(あとはテレビで毒親特集がある時は姉が『見ーよ!』と、促していたのも、効果があったのかもw)

 

まぁでも、多分「自分の知っている毒親の中でも自分はまだましな方」とか

良い方への解釈を、勝手にしてそうですけどね。

 

毒親のくだりにはあえてつっこまず、スルーしておきましたが

1月には毒母の誕生日が来るので、この本でもプレゼントしてやろうか?と思っている今日この頃。

気づけない毒親

気づけない毒親

 

 

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