もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

断る勇気

愚痴みたいになってしまいますけど、他に話せるところがないのでここで書かせてください。

 

姪がとある集まりでグッズを作ることになったのでデザインを考えるのを手伝ってほしいと言われました。

前にも一度同じようなことがあって、その時は2人で一生懸命考えて締切にも間に合わせたのに、締切を過ぎて出した上にネットにあった画像を丸々パクったものが選ばれて姪は泣いて悔しがっていたようです。

私にも悔しいとLINEが来ていたので、私たちは自分たちで1から考えて正々堂々やったし、その選ばれた人みたいに締切を過ぎた上に盗作を提出しても平気な人間ではないことに誇りを持ったらいいよ、と諭したのでした。

 

それで今回もまた一緒に考えて欲しいと言われたのですが、姪自身が関わっていることなのにとりあえず案を出してくれ、頼んでいい?みたいな丸投げ感がありすぎるのが引っかかっていました。

 

私は一応芸術系の短大を出ているので「ひとつの案を練ってかたちにして行く難しさ」は人より知っているつもり。

毎度ギリギリで動く姪のやり方はあまり好きではありませんでした。

今回は特に酷く、締切の当日まで全く手をつけずに数時間でラフ画を出して、どうしようどうしよう、と。

夕方からバイトだから、頼んでもいい?と言われたけど、私も夕方から出かける用事がある&翌日も仕事だったから、そもそも自分の中での締切を夕方の出かける前と定めて案を既に2~3個姪に送ってたんです。

どこかで線引きしないと、キリがないですから。

 

翌日、完成した!とLINEがきていたのですが、それだとそもそも締切が過ぎてると思うのだけど…と思い聞いてみると、結局締切後でも受け付けをしてくれたそうです(まあ、友達同士なのでそれくらいは通るのだと思います)

何だそれ…それがまかり通るなら私もあそこまで急がなくてよかったのに…(と言うか前の締切守らなかった奴の話はいずこへ)

こんなんじゃ、とんだ噛ませ犬じゃないのか…と思いつつ、スッキリしないまま仕事に行ったんです。

 

数日後に投票ののち、姪のやつが選ばれたそうでした(ほんまに噛ませ犬やった私w)

グッズはいくつか種類があるので一応私の考えたやつも1つ選考に残ったみたいでしたが、何か釈然としない気持ちになっていました。

最初は自分の案が選ばれなかったから、悔しいのかな?一応、芸術系の短大を出たプライド?(笑)と思ったけど…別に私に直接関係のあるグッズでもないし私が身に着けることもないし…

もし思い入れのあるものなら、私の性格上もっともっと作り込んでいます。拘るところは徹底的に拘る性分なので(そもそも今回は拘る理由すらない)

 

多分、姪が「一緒に」と言う割には、こちらの案の相談にはほとんど返事をせず、自分の意見は私に質問攻め、丸投げに近い態度が釈然としなかった原因だと思います。

その割に自分だけしゃーしゃーと締切は過ぎて、納得行くデザインを提出した、と…

おそらく「言葉が足りない」のも今回モヤっとした一因。

多分姪としては助言だけ欲しかったんじゃないかな。

それならそうと、きちんと「アドバイスだけ欲しい」「清書は自分でやる」とはっきりと指示出しするべき。

こういうこと言い出すとおばさんですかねw

 

結局またこれも「熱量の違い」だったのでしょう。どちらが正しいとか間違えているとかいうことではありません。

姪の「頼んでいい?」と、私の『頼まれた場合、ここまでやる』の認識が違っていただけ。

tari97.hatenablog.com

別に私はそこまでの熱量はなく、まあやれるだけやるか~というくらいの感じだったのですが、私がめっちゃ乗り気なように見えたのかも知れない。

私が勝手に姪のあのスピード感では1つも出せないんじゃないか?1つも提出できないではかっこつかないんじゃないか?と思っただけ。

もっとほっといてもよかったみたいですね。

それでも、私も多少の時間は割いた訳ですから正直バカみたいだなって思ったのも事実。

次回からもしこういうことがあっても、話し合いの時間がきちんと取れない場合は『できるところまで自分でやりなさい』と言おう。

 

そういえば私が案を送信したあと「ありがとう」のひとつもなかったな。

多分一番引っかかってるのは、これかなぁ。

 

恩を着せる気もないし、私のように必要以上にへりくだる人間にはなってほしくはない。

だけど「親しき仲にも礼儀あり」の思想は忘れない、謙虚な人間には育って欲しいと思います。

 

私も私で、線引きをきちっとして断るところは断れるように

「断る勇気」身に付けたいです。

 

スターありがとうございます。