もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

嫌ならやめれば?

好きなアイドルを応援し始めて15年ほどですが、10年前くらいから同じファンでも話の合わない人が出てきたなと思うようになりました。活動を始めて数年経ち、応援する側も「みんな同じ想い」とは行かなくなってきて、実際ファンをやめる人も多くいました。

その頃、掲示板なりで私もよくそういう思いを話していたのですが、定期的に「嫌ならファンやめれば?」と吐き捨てる人がいて、そういう書き込みが本当に嫌いでした。

いやいや、それは大前提でわかっているけど…それができないから話してる訳で。

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しかも、さっさと離れた自分は偉いとでも言わんばかりに上から目線で「いつまでもグチグチ言ってる」と、悩んでる人をバカにする人も。

上から言いやがって!と昔は腹が立っていたけど、わざわざそんな言葉を吐くあたりその人も自分の選択に納得できてないんだろうな、投げやりに終わらせるという答えしか導けなかったんだろうな(かわいそうな人)ということで片づけることにしていました。

 

多分、腹の立つ原因はもう1つあるかもと思ったのが最近のことです。

「嫌ならやめれば?」この投げやりな感じが母っぽいからじゃないか?と気が付きました。

母は話し合いの末に娘が自分の思い通りにならないことがわかると「勝手にしろ」とか「どうなっても知らんで」と強制終了します。

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「嫌ならやめれば?」もこちらの意図を汲もうともしない、強制終了感があります。

 

母はいつもこちらの辛いとか悲しいとか、どうしてそう思うのかという気持ちは無視。

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母の言うことは正論で頭ではわかってるけど…それを言ったらおしまいだし、家族とか友達ってそういうのを聴き合って励ましたり元気付けるものじゃないの…?

だから母に相談するのは嫌いでした。

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そのくせ、母は私たちに相談して気に入らない答えだと「そんな言い方すんな」とか「どうすればいいかを相談しとんのに」とキレます(アドバイスとして回答しているのに気に入らないと「回答」としてすら見なさない)

 

昔、近所に夫婦が経営する美容室が新しくできて母・姉・私で通っていました。施術はほぼ旦那さんがやっていて、時々奥さんがレジとかをしに来ていました。

その奥さんが愛想のない人で、毎回毎回母が美容室から帰ってきたらずっっっっと奥さんの悪口を言います。

「いっぺん(感じ悪いって)言うたろかな!」と母が顔をひん曲げて言うと、父が「せっかく近所にええ店できたんやからやめとき。奥さんに切ってもらうんじゃないんやろ」とたしなめていました。

それでも行く度に夕食時にその奥さんの悪口を延々話すのでうんざりでした。

ある時姉が『そこまで嫌やったら行くのやめたら?』と言いました。投げやりではなく、せっかく髪切りに行くのに嫌な思いして帰ってくるくらいなら別のとこ探しては?ニュアンスだったし、私も姉も母には死ぬほど丁寧な言葉遣いを心掛けていたので「言い方がきつい」は絶対にないです。

すると「行くのやめたらって…何やその言い草は!」と姉が標的に。

すかさず私もいやいや、せっかくリフレッシュしに行ってるのにそないイライラすんのもったいないから嫌なら他探してみたらってことやろ?とフォローしました。が、時すでに遅し。この後はお決まりのパターンです。

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母と同じテンションで「ほんまにあの奥さん感じ悪い!」って言って欲しかったんでしょうね。でも私も姉も別にそこまで奥さんの対応は気にならなかったし、大体不機嫌な女性への耐性は母で嫌というほどついていたので…

 

掲示板に居た「嫌ならファンやめれば?」と言う人も母も「相談」の定義が私とはまるで違うのでしょう。

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相談を辞書で引くと「問題の解決のために話し合ったり、他人の意見を聞いたりすること。また、その話し合い。」とあります。

母の相談の定義は「自分の考えをゴリ押ししてその通りにさせること」(外でも同じことしてたから友達がいないのだと思います)

そのくせ、母の相談に乗る時は、傾聴を強いられるわ母の気に入る回答まで探さねばなりません。

大体、他人の決定権を勝手に「こうしたらええやん」なんて、思い上がりも甚だしい。

「親が偉い」と思っている証拠です。

 

そういえばモラ友Mにも「そんなに嫌なら家出たらええやん」って言われたことあるなあ…ほんと、何様なんだろう。

 

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