もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

お手本がない ⇒ できない ⇒ アンタはあかんな ⇒ えっ🙄

よく、ドラマとかで近所のおばちゃんとかが自分以外の家の子どもに向かって、おかえり~とか、挨拶するシーンとかってありますよね。

昔から、ああいうのを自分もされるとドギマギしてどういう風に返せばいいか、いつも戸惑っていました。

何て言えばいいのかな?と思ううちに通り過ぎてしまい「たりちゃんはね、だめだめ。挨拶しない子」みたいにヒソヒソ、近所のおばちゃんに明らかに聞こえよがしに言われたこともあります(苦笑)

時々、友達の家に遊びに行くとその地区のおばちゃんとかに友達が軽く挨拶をしているのを見て、こんなのどこで教わったのかな?と不思議でした。私はずっとそういうことをできないので、自分が極度の人見知りとか、緊張しぃ なんだと思っていました。

 

けれど、よくよく考えると母から「こういう時には挨拶するものよ」みたいに教えられたこともないし、例えば隣の奥さんにばったり会ったとしても、私はほったらかして母だけがその人にスーッと話しに行って「たりもこっちに来て。こんにちは、は?」とか、言われたこともなかったな~と。

はよ家入っとき!(邪魔!)みたいな感じだったから、黙って家に入って『大人の話の邪魔したらあかんのやな』と、1人で時間を潰していました。

 

 

元々、あまりにこやかじゃない自覚はあるし、顔立ちがきつめ?なので怒ってるように見られたりするんだけど、いい歳になってから急に「アンタは愛想がないから」とか「もっと笑わなあかんで」とかバカにするみたいに母に言われて。

それもすっかり鵜呑みにしてたんだけど、よく考えたら私何も教わってないよな…って感じで(笑)

 

親を真似すりゃいいじゃんって話なのですが

母は何時間も先ほどの隣の奥さんと楽しそうに話をしては、家に帰ったら悪口大会のネタにするし、あんなに何時間も楽しそうに話していた日もあれば、自分の機嫌が悪いとプイっと黙って家に入ってしまうときもある。

子ども心ながら、母は隣の奥さんを好きなのか嫌いなのか?どれが母の本心なのかわからないから

会っても、お母さんが嫌ってるなら挨拶しちゃいけないのかな?とか、色々考えたけど、結局訳わからないまま。


聞いたことも、お手本もないからわからないのに、それなりの年齢になったら「できん奴やな!」って、前の料理の記事と同じですね。

tari97.hatenablog.com

結局、二十歳すぎくらいのときにバイト先のすごく愛想の良い子をまんま真似して(わからないから、もう完コピレベルでww)、母に教わらなかったことはその子から勝手に吸収したけれど、今でもそういう「挨拶がてらの軽い会話」みたいなものが、どうも苦手です。

毒親あるある?話が飛躍しすぎ

最近、ちょっと野暮用で実家にちょこちょこ行くことがあるのですが

あらゆる箇所の掃除が行き届いてなくて、ドン引きしています。この記事にも書きましたが

tari97.hatenablog.com

元々母が片付けが苦手なのはわかっていましたが、あそこまでできない人だったとは思いませんでした。私が実家にいて掃除してた頃、どれだけキレイだったか思い知りました(笑)

清潔に暮らそうが、不潔に暮らそうが勝手ですが、自分のできないことを偉そうに命令して私にやらせるのが当たり前だったんだなということにめちゃくちゃ腹が立って仕方ない。

 

母は「清く正しく美しく。真面目に、質素に、家庭的に」で暮らせていると思っていたのでしょうが、今思えば「偏りすぎ」です。母ができたのは、料理とお金の管理だけ。あとの、家をそれなりに保つ作業は、家族に高圧的な態度でやらせていただけでした。

あの母を、家庭的と評価するには甚だ疑問。

 

その割に、とにかく「家庭的でない」人を異様に貶すところがありました。

料理のできない女性を貶すことも、この記事で書きましたが。

tari97.hatenablog.com

なので、とにかく水商売とか夜の仕事をしている人を差別するような発言も多かった気がする。

 

例えば、高校生くらいになると色気づいて、香水とかつけ始めるじゃないですか。
私も、高1くらいのときに香水を買ってつけてたんですが、まぁこれも今思うとイタいのですがついついつけすぎちゃうんですね。

それである日「アンタ、最近その匂い何や」と言われて正直に『香水』と言いました。
咄嗟に『あ、何か言われるな』と感じたので『クラスの男子の汗臭さに耐えられへんから、ごまかす為につけてる』と言い訳しました。

すると「香水なんか、高校生のつけるモン違うわ!」に続き、そんなんは夜の商売してるねーちゃんがプンプン匂いさせるもんや!みたいなニュアンスで言われて『?』でした。

つけすぎには気をつけなさいよ。とか、休みの日だけにできない?とか、何とでも言い方あるでしょ(笑)

 

あとは昔、バイト先の同僚の話を母にしてて、〇〇さん(女性)が煙草を吸うという話になったら「〇〇さん、煙草吸うんか」⇦何か言いたげ

もう1人一緒に働いていた△△さん(女性)もスモーカーだったのでそれも話すと「何や!2人とも煙草吸うんか!アバズレやな!」

いつの時代の考えだよ(笑)

 

私が『一人暮らししたい』と初めて相談した時も『実家の近くに住む』と再三言っているのに、どれだけこの辺が治安悪い設定なんだよ?みたいな話をされて(ちなみに実家は山を切り開き作られた、ニュータウン的な街です)

私が『いやいや、この近くやねんから、母さんも治安悪くないのわかるやん』って言っても、この辺の治安がどう、とかではなく「若い女の一人暮らしなんて、銀座やそんなとこの飲み屋で働いとるぐらいの、何でも知っとる女にしか無理や」とか…

 

進学や就職で親元を離れる人なんてごまんといるけど、その人たちはどうなるのか?(笑)

 

書いてて本当に恥ずかしいですけど、全部実話です。

多分、母は「住む世界が違う」的なことを言いたかったのかなと思います。

ただ、どうしても、そういう人を下に見て「清く正しく美しく。真面目に、質素に、家庭的に」暮らす自分の方が評価されて当然!というニュアンスがあった。

これも、結局他者を下に見ないと、自信がなかったんだろうなぁ。

私は、その人が選んでやっている仕事に上も下もないと思うし、そもそも他人を使って優劣をつけることに興味がないので、昼に働こうが夜に働こうがその人の自由やん。で終了なのですが。

母は時々、何か恨みでもあるの?というくらい、自分と真逆の生活や職業の女性を貶す傾向がありました。

 

今思うと「昔、母さん、映画見て、極道の妻になりたかったの」とか、あほみたいなことを言っていたあたり、きれいに着飾り、男性に貢がれてキラキラして見える、表向きの部分だけを羨ましく思って、嫉妬していただけじゃないの?とも考察しています。

 

お料理もできて、倹約家の私は「家庭的」!だから、そうでない人より幸せになれる!と思いたかったのでしょうね。

少なくとも、もう少しお掃除できる人のほうが、もう少し料理下手でも「家庭的」と言えるんじゃないかなぁ(笑)

今年の愚痴は今年のうちに🗑

また、あれは『自分軸』を乗っ取られていたんじゃないか。とモヤモヤすることを思い出してしまったので今年のうちに愚痴らせてください(笑)

 

去年だったか、私の家に件の友人(記事はこちら)が泊まったときのこと。

某モンスターを集めるアプリが配信された夏で、一緒にやってたのですね。

 

ある日、近くにお互いがまだ持っていないわりとレアめなモンスターが出たんです。家で1日ダラダラする予定だったので、2人ともスッピンの部屋着でいましたが、モンスターの出現時間には限りがあります。

とりあえず、行こう!と2人で家を飛び出しました。

 

晴れた真夏の真昼間だったので、私は『日焼けしそう…』と思い、自分の日傘を持って差しながら出かけたのです。かたや、友人は別に気にしていない様子で、日傘を持って行く様子もありませんでした。

家からは、すぐの所でしたが周りには日を避けられる所もありません。

私が脇に日傘を挟んで差しながらモンスターを取っていると、友人が私の日傘に入ろう入ろうとしてきます。『(入られたら、私に日が当たって)焼けるから嫌だ』って言ったんですね。

すると「入れてくれないとか…笑」「ちょっと、ないわw」みたいにすごく罵倒され、責められながら、家に帰って来たんです。

それで、当時はまだ「乗っ取られ気質」があった私は、ムッとしつつも『日傘!って声かけなくてゴメンね』『咄嗟にでも2本持ってくべきだったね』と自分を悪者にしてその場を収めました。

その後も、私ってよっぽど気の利かない人間なんだな、また友人を怒らせてしまったと気に病んだのですが…(またここで病んだツイートもしてたw)

 

今思えば「暑いかも!焼けるかも!」なんて、真夏の真昼間なので誰でもわかるし(子どもじゃないんだから)その子自身の日傘だって持って来ていて玄関の視界に入る場所に置いてありました。

もし、外が雨だったならどうですか?絶対「あ、傘!」って思うでしょう?

日傘差さなきゃ!と思わないってことは、その人の中でさほど「日焼け」が重要じゃないってことでは??

それを、いざ手ぶらで出て来てしまってから「うわ、暑いわ」「焼けるわ」「入れてもらお」で、入れてもらえなかったら「何それ?」って(笑)

 

知らんがな。

 

私はまたこの一言を言える勇気がなかった…

 

「傘、忘れちゃった!悪いけど、入れてくれない?」と、自分の気の利かなさを反省する様子もなくお伺いを立てるような言い方すらせず「ちょっとでも入れてくれないその神経、ありえない」みたいに、私を責めることばかり言われたんです。

これじゃ毒母とそっくりだよ…

自分の気が回らなかったことは?そこは反省点ではないの??

 

ちなみに、ここまで読んで、多分大半の人が「いやいや、日傘くらい入れてあげてもいいじゃん。心狭すぎw」と思うことでしょう。なので、補足させて下さい。

たまたま、ネタが日傘だったのも厄介なのですが

 

私は元々色白で、絶っっっ対に日焼けしたくないので、夏でも暑いのを我慢して長袖を着たりストールを巻いたり、夜に済ませられる用事は日が沈んでからにしたり、とりあえず絶っっっ対に日焼けしない努力をしています。それはもう、並大抵の努力ではありません。

よく「色、白いね」と言われるけど、これだけは学生の頃から死ぬ気で紫外線対策していますから、謙遜しません。

他のことはわりと何でもどうでもいい私ですけど、人生かけて、この色白だけは守り抜きたい訳です。

 

なので友人に日々色白をどれだけ死守しているかも常々言っているし、目の前でこれでもかと紫外線対策しているところも何度も見ているはず。

" 親友 " と思っていたので、理解してくれているもんだと思っていました。それに友人は「自転車通勤でもう真っ黒だから諦めてる~」みたいに言ってたしね。

いいわけのようだけど、ほんとに、例えばそれが「雨」だったら、全然濡れたって構わなかったんですよ。

 

確かに、断固として入れないのも冷たいかもしれないけど、そこまで怒るなら咄嗟に気が付かない友人にも非はあるし、私のことを " 親友 " だと言ってくれているなら「そうだよね、たりは日焼けだけは絶対したくないもんね」という気遣いがあってもいいでしょう?(そんな一言、全くかけてもくれなかった)

結局、親友とかいう言葉を巧みに使われ、軽んじられていたような…。

⇩の記事に書いたタカによく似てる、かもね(笑)

tari97.hatenablog.com

その友人、だんだん私のそういう「乗っ取られ気質」に味を占めて、最後にはえらく上からものを言ったりしてきたのでは?とも思う。

思い出すと喧嘩別れする前の数年は結構こういうことがあったなって思います。だから会う度、いっつもドキドキヒヤヒヤしていました。

毒母と接するときのようにね。

だから、前回掲げた目標

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私を大切に扱ってくれない人は、私も大切にしません。

 

P.S.

このブログを始めて、初めてコメントを頂きまして、ありがとうございます。

コメント承認とかがいまひとつわからなくて、もし、公開されたくないとかあれば教えてくださいm(__)m