もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

料理嫌い?

時々、テレビ番組で普段お料理をしない女性タレントがどんなものを作るか、それを見て笑う企画がありますね。

昔やってた「愛のエプロン」という番組もそうでした。

最近、気がついたのですが

私、あの手の番組を見ていると本気で腹が立つんです(笑)
これは、昔からで、その理由を今回考えてみました。

私はそこまで自炊をする方ではないのですが、最低限の知識はあります。
ただ、元々少食で食に興味がないのと、料理がどちらかと言うと嫌いなので、腕を上げたいとも別に思いません。
ただ、それを外で言うと「メシマズ嫁」みたいな、ヤバい料理を作る方の人、みたいな言われ方をするのも、何か腹が立つんです。
相手は、ただ軽くからかっているだけなのでしょうが。

ちなみに昔見た番組で「サバの味噌煮」を作る時に、無知なタレントさんが味噌樽の味噌を全部ぶちこむ、みたいな回があったんですね。ようは、私はあまり自炊をしないにしてもそういう「いや、ありえないでしょ」的なことをやらかす人間ではない、というのをやたらと主張したくなるのです。
もちろん、からかった本人には反論までしないものの、何故こんなにこの件にはムキになってしまうのか?

 

多分、母とのことに関係していると思います。

母は料理のできない女性をいつも異様なほど見下していました。
コンプレックスだらけの母が、唯一堂々と自慢できることが「料理上手」だったからでしょうね。
料理できない女なんて、女じゃない!とは、母の口癖。

幼い頃は、母の言う事を信じ「私も料理上手にならなきゃ」と思っていたし、留守番する機会は多かったので時々卵焼きとかを作ったりはしていました。

ただ、母は自分の料理上手は誇示したい!娘が自分よりできるようになるのは腹が立つ!なので、言うこととやることがめちゃくちゃでした。

これが、今の料理嫌いの一因にはなっていると思います。

母は、機嫌が良い時は台所に呼んで、誰も聞いてないのに、勝手にレクチャーを始めます。私はこれが、母の料理上手のアピールのようで、嫌いでした。

ある時は急に「手伝って」と言われ、自分なりにやってみると「違う!そんなやり方ちゃうやろ」と、教わってもないことで隣でイライラされ(挙句「もうええ!貸して!私がやる!」と取り上げられる)食材の買い出しからしてみたら「こんなまずい肉、食えるか!」と罵倒をされ。(いつも母が利用する店のものなので、そんなに大差ないはずですけど…そもそも肉の見分け方も聞いたことない頃)

教わってもないことを「やれ」と言われるから、わからないなりにやったら「違うやろ!」と、暴言の嵐。「こんなこともできないようじゃ…」と笑われる。

毎回、この流れでした。

多分、その経験があの手の番組を笑って見ることができない原因になっているのではと思います。

女性タレントさんが、おかしなことをして、他の出演者も「おいおい」「大丈夫かぁ!」と言いながら、笑っている。
それが腹が立って仕方ないのです。
何、笑ってんだ、と。
うちでは笑って済まされなかったんだよ、と。
多少の演出はあるにしろ、とんちんかんなことをしても、怒られずヘラヘラしてる女性タレントさんに嫉妬して、腹が立つのだと思います。

だから、メシマズ嫁かのようにからかわれるのも「こんなことも出来ないんか」と笑いながら言う母を思い出すから、腹が立つのでしょうね。

一人暮らしを始めて、ずっと私は料理嫌いかと思っていたけど、別に作るのは作るんですね。簡単なものですけど。

ただ、それを人に出すことに抵抗があるのだなぁと思います。

まぁ、私の作るものであそこまで病気みたいに暴言吐く人も、そうそういないと思いますが(笑)