時々、録りだめしていた映画を見ます。
先日「DESTINY 鎌倉ものがたり」を見ました。堺雅人さんと高畑充希ちゃんが夫婦役です。
見ていてまた思い出したことがあります。
4年前、元親友Mに私の嫌がることばかりをされ、色々あり連絡を絶ちましたが
数々の嫌がらせの1つに、好きじゃないと言っているドラマの録画を私がM宅に遊びに行った時にわざわざ見せられるというのがありました。
Mはカチンとくる一言も多かったですが、言葉選びを誤ることは誰でもあります。
けれど『嫌だ』と言っていることをわざとやるというのは嫌がらせ以外の何でもありません。
母のことを『毒親なんじゃないか』と気付き始めたのが2011年頃、その後2013年に家を出て今まで気付かなかった生きづらさに直面しました。
2017年、初めて心療内科にかかり仕事も辞めてほぼ引きこもっていたので、特に毒親問題にガムシャラに立ち向かい始めた時でした。
そんな時に「過保護のカホコ」が放送されました。
私の育ちについてはもちろん、毒親問題を昇華させようと奮闘していることもMには話していました。
当時、過保護と過干渉の線引きがイマイチできておらず、少しでも毒親を連想させそうなものは見たくない・聞きたくないという感じで、このドラマも1話を見たきり続きを見るのはやめました(カホコの母の言動に拒否反応を起こした)
ドラマは大体1話は見て好みのものだけ選抜して行く感じで、Mともよく『今回はどのドラマ見てる?』と話していました。
流れで『過保護のカホコは、ちょっと受け付けへんかな。もう見ないと思う』とも、確実に私は言いました。
なのに、です。
Mの家に遊びに行き、旦那さんも一緒にテレビを見ながらお茶しようかという時すかさずMは過保護のカホコを再生しました。
旦那さんは「たりちゃんはこれでいいの?」と聞いてくれ、私も『見るのやめたから、他に(録画してるドラマ)あるかな?』と聞きましたが、Mは無視。
一応私、客人なんですけどねw
昔は必ず「何見たい?」とか「これ関西でやってなかったから録画しておいたよ」って言ってくれていたのに、本当に嫌な奴になったなとその時思いました。
1話以降見てないし、途中から見たって何も面白くないのでスマホをいじっているとMが「たり、見ないの?」ですって。
カホコのお母さんの言動に嫌な気分になってる私を見るのがさぞかし楽しかったのでしょうね。
『うん、私これ見るのやめたって言わんかったっけ?』『いいよ別に、見たかったら見て』
私も腹が立ったのでそう言い返すといちいち旦那さんに「たり、これ嫌いなんだってw(面倒くさい子でしょwみたいなニュアンス)」と耳打ち(聞こえてますけどね)
せっかく嫌がらせネタを見つけたのに、私の毅然とした態度も気に入らなかったんでしょう。
同じクールでもう1つ『見るのやめた』って言ったドラマがあって、そっちは2人でいる時にMが家事をするから寛いでてと言われたものの、また強制的に再生されました。
Mは洗濯を干しに行ったりウロウロしてテレビなんてほとんど見ていないんですが。
さすがに『別のやつ見ていい?』と隣の部屋にいるMに尋ねると不機嫌そうにつかつかとリビングに戻ってきて黙ってリモコンを取り停止させ「そんなにこのドラマ嫌~?」と。
うん、だから嫌って言ってるやん。
その時のリモコンめがけて歩いて来る時のMの顔の気に入らなさそうなことw
嫌がらせが生き甲斐だったんですかね、この時期のMはいつでもこの調子。
私の嫌がることをやっては「この程度で」「たりはワガママ」、嫌がることを言っては「そんなつもりで言ってない」「そんな風に思うからそう聞こえるんじゃない?」…毒母そっくり。
元々そういう人なら私も困惑しません。
スピリチュアルなことを信じない私ですら、M最近何かに憑りつかれてんじゃないの?お祓いでも行けば?って思う程でした。
そもそもの生活自体が荒れているとかなら分かるけど、ターゲットはいつも私だけ。
私も根に持つタイプなのは自覚しています。
でも、あそこまで嫌がらせされる程、一体私がアンタに何をした?と、一種のトラウマなんですよ。
その夏以来、高畑充希ちゃんを見たら必ずあの時のことを思い出すんです。
忘れもしません。忘れたいけど。
せっかく休日に良い映画を見たのに、結局後味は悪いままです。
女優さんにも映画にも、何の罪もないのに。
悲しい。
スターありがとうございます。