毒親育ちあるあるかも知れませんが、大人になって『外の世界の人は優しい人が多いんだな』と驚いたことは1度や2度ではありません。
もちろん自分の毒母と比べて、です。
数日前の休日、朝食を作ろうとガスをつけたところ一瞬火がつくものの2秒ほどで火が消え、ガスコンロの電池切れ?と思ったんです。
いつも電池を買い忘れて、電池交換のサインを無視して使っていたので身に覚えはありました。なので、とりあえず明日電池を買ってから様子を見ようと思いました。
レンジでご飯を温め、フライパンで焼こうと思ったものをトースターで焼いていると次はなぜかレンジが動かなくなり、トースターもタイマーが回っているだけの状態に。
うちは元々3DKの家をぶち抜いて1Rにしていて圧倒的にコンセント数が少ないのです。
キッチン家電の電気が全て同じ部分から来ていることはわかっていて、この夏食洗機の購入に合わせてコンセントを整備すべく、電気工事をしました。
まだ工事から半年くらいしか経ってないのに…とりあえず別の場所のコンセントは大丈夫なことを確認してプラグを差し替え、食事を終えました。
その後洗面所へ行くと、いつまで経ってもお湯が出ません。
風呂場の給湯リモコンを見ると表示が消えています。
???
ガスが止まってる?
コンロだけなら1日2日しのげますがお風呂に入れないのはさすがにまずい。
ガスが出ないときの対処法を見ながら、外に出てガスメーターの復旧作業をしても反応がありません。
仕方なく問い合わせをすると作業員が向かいますとのことで1時間ちょっと経った頃におじさんがやって来て点検を始めました。
すると「ガスの不具合は出てないけどな~…」と言って、コンロに点火すると火がつきました(何かそんな気はしていたがw)
じゃあ、給湯器の電源が入らないのはなぜ?と思いつつ、ガスコンロの横のコンセントも急に使えなくなったんですと言うと「給湯器の電源もここ(レンジとかを繋いでいたコンセントの中)から取ってない?」と聞かれ、やっと『これ、ブレーカー落ちただけちゃうんか』と気が付きました(遅っ)
おじさんが「ブレーカーどこかな」と言うので『絶対これや…』と思いつつ案内すると案の定1つブレーカーが落ちていました。つまみを上げたら、給湯器の電源も入りました。
コンロが使えないために、レンジ、トースター、電気ケトルをフル稼働。おまけに換気扇も回していました。
間取りの関係上それに給湯器も加えて、全て同じ部分から電力の供給がされていたので、ブレーカーが落ちただけでした。
ガスがつかなかった後にお湯が出なくなったものだから、てっきりガスの不具合と早合点してしまいました。
アパート暮らしの時はドライヤーを使っただけでブレーカーが落ちる時がありましたが、今の家に越してからはそんなこと1度もなく、おまけに電気工事はしてもらって「これで大丈夫」とプロに言われたばかりということで電気の方が原因だなんて疑いもしませんでした。
もちろん、自分でやったガスの復旧作業もそもそもガスのエラーではなかったから、無意味だったということ。
もう少し冷静になればブレーカーってわかりそうなものだよな…と猛省。
おじさんにも『忙しいのに…すみません』と過剰に謝ってしまいましたがおじさんは嫌な顔1つせず対応してくれました。
それどころか、ガスの使い方の豆知識みたいなことも色々教えてくれて。
誰にでも勘違いや間違いはあります。
謝り通しでしたが、謝ることではないんですね。
寸分の間違いさえも許されなかった家で育った私には『悪いことをした』という気がどうしても抜けませんでした。
またこれも前回記事同様『周りの人って優しいのだなぁ』と感じたことの1つです。