最近、用事があって母と直接話す機会がありました。
それでまた明らかになったことがあったので書いておこうと思います。
先日母からのLINEで「たりの言うことが難しい」と言われたことは書きました。
この時はただ単に母の元々ない理解力が更に低下したんだろう、くらいに思っていました。しかし実際に母と話してみると、以前は断固として認めなかったことをこの数年で「確かにたりの言う通りや」と納得できるようになったこともあるようで、昔より柔軟に話を聞けるようになったんだなと感じる部分もありました。
私は基本的に１０年前（家を出た時）から母に伝えている内容は変わっていません。むしろブログで文章化することで考えがまとまり、前までうまく言えなかったことも、スムーズに説明できるようになった実感もあります。
また昔は私も感情的になることがありましたが、その頃に比べたらかなり冷静に話せるようにもなりました。
母は前より多少柔軟になって、私は前より冷静に上手に説明できるようになった上で、同じことを伝えているはずなのに、母が「難しい」としきりに言うのが不思議でしたが、その理由がわかりました。
１０年前は、たりの話が難しいかどうか？と考えるほど、私の話を母はまともに聞いてなかったのだと思います。
そのまま母に伝えると「その通りやと思う」と。
散々人の心を自分勝手という暴走でなぎ倒している最中は、周りからの忠告や注意も、反発心があり聞く気がなかったんだと思っていましたが、そもそも家族からの忠告が自分に向けられているという認識すら持ってなかった…といったところでしょうか。
まあ、実際母は父の忠告も私の助言も「なぁ～にアホなこと言うてるねん！」と鼻で笑いましたからね。
まともな人なら「何であんなこと言われたんだろ」と少しくらいは考えると思いますが…かなり重めの忠告をしたつもりですが母の耳には犬が吠えてるわ♪程度にしか聞こえてなかったのでしょう。
その態度こそが、自分が一番偉い！家族の言うことなんてみんな戯言！とバカにしていた確たる証拠ではないでしょうか。
何年も孤独な生活をして、嫌と言うほど過去を思い出し、やっと「そういえばあの時、たりにあんなこと言われてたかもしれない（それを無視したから今こんな状況なのか）」と気付いた、と。
毒親がそんなにすんなり認める？と思う方もいるでしょうが、母は超が付く程の単細胞なので『今の図星やろな』というのはすぐわかります。今回の「その通りやと思う」も、本心で言っていたはずです。
まあ、この人は何も気付かず人生を終えるんだろうな、結局やった者勝ち、逃げ得やなと思ってたけど、母は今かなり後悔しているみたいなので、その苦しみを最期まで味わえばいいと思います。
復讐したいとか謝らせたいなんて気はさらさらないけど、母だけ何も気付かず何も省みず人生終えられても、それはそれでこちらの気がおさまりません。
私もそこまで心が広い人間ではありませんから。
わかったはいいけど、ほんとに娘を（というか家族を）舐めてますよね。
