もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

「その程度のこと」とか思わないでほしい

自分にとっては何てことはないことでも、それがすごく嫌だとか苦手な人もいます。

もちろん、その逆も同じです。

 

人間には得手不得手があるので、できれば苦手と感じる人に無理強いさせてやらせなくても、得意な人がカバーできればいいなと私は昔から思って生きてきました。

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学校や職場ではそれはなかなか難しく、とくに日本にはまだまだ足並みを揃えて皆で同じことをやる文化が根強いですが、相手を尊重し、譲歩し合って生きられたらな、と思います。

 

うちでは母がまるで王様みたいにふんぞり返っていて「やれ」と言われれば拒否権もなく、私の「苦手」とか「やりたくない」とかいう気持ちもことごとく無視されてきました。

その反動か、今の私は「もう自分のやりたくないことは、今後絶対にやらない」という気持ちだけで生きているみたいな所があって

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確かにかなり生きやすくはなりましたが、まだまだ『え?こんなこと、しないとアカンの?何で?』というシーンに遭遇することもまた、多い訳です。

人よりもNGゾーンが広いから、仕方ないのでしょうが…

 

前にも少し書いた副業ですが、結局面接に行った時に雰囲気が思ったより良かった職場でお世話になることになり、先月から勤めています。

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とにかく簡単な雑務ばかりで、時給も本業の派遣の約2/3。

正直この仕事を続けても何も得るものはないだろうなという感じですが、それでも今の私にはありがたいので、週2日のシフトで勤務しています。

事務員で雇われたものの、結構人との関わりが多くて『またこのパターンか』だったのですが

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もう選べる立場でもないし、何とか通っています。

 

しかし先日『こんな仕事があると先に言ってくれてたら応募しなかったのに』案件の嫌な事がありました。

施設の巡回みたいなのを関係者数名でやるのですが、専用の音楽を流しながら施設内を練り歩き←ここまではまだよしとして(嫌ですが)要所要所で担当者が立ち止まりマイクを使って決められた原稿を読み上げるというもの。

その日、いつもの担当者が別の集まりがあり出られないということで、急きょ代わりのスタッフがやって来たのですが「これは毎週あるのでもし○○さん(担当者)が来られない日は、アナウンスお願いしますね~。今日はたりさんは初めてなので私がやります」と。

彼女はマイクや原稿を準備しながら軽く言ってるけど、今、何て?と頭が真っ白に…

 

以前にも書いた通り、正式な診断こそ受けていませんが私には軽いSADの傾向がある自覚があり、とにかく「人前で話す」「自分に視線が集まる」ということが極端に苦手です(恐怖に近い)

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今の職場は、事務員での募集だったしようやく今で1ヶ月くらいですが、今頃になって急にその巡回のことを聞かされた上に、その巡回が何と週1の頻度であると言うのです。

 

なぜ、そんな大事なことを先に言ってくれないのか…

 

結局よくわからないまま準備を手伝い、その巡回が始まり…音楽を流すスピーカーを台車に乗せて運ぶのでそれを押してねと言われ、施設の中を台車を押しながら歩きましたが…

もう…自分が惨めすぎて本当に辛かったです。

親の言いなりになって、自分で自分の道を決めてこられなかったことの代償がこれほどまでに大きいのか、と…

誰もそこまで気にして見ていないと頭ではわかりますが、すれ違う人たちの視線が苦痛すぎて、ほんとに泣きそうでした。

接客業の経験もあるけれど、自分には合わないと思って早々に事務員へと転向したし、そもそも人前に出るのが好きなら初めから接客業選んでますからね。

 

やっと終わった…と思ったら「来週は月の最後の週なので、もう少し歩く距離が伸びます」と…(運悪く来週もシフトが入っている)

 

『そのアナウンスの係、私がもししないといけないなら辞めます』と言おうか

『私は参加したくありません』とハッキリ言おうか…

本気で悩みました。

 

元々、ダブルワーク希望でこちらがサブであること、メインの方の勤務日にはこちらは絶対に出られないこと、メインの方の勤務曜日は月によって変動することは了承の上で採用を頂いています。

考えた挙句『4月以降の出勤可能日からその曜日を外せばいいんだ!』と思いつきました。

こういう時のずる賢さはあの母に育てられた賜物かも知れません。

相手の出方をうかがい、単なるワガママに見えないよう、事は荒立てずに自分の傷も最小限に抑える

あの家では、そのように戦略的に生きなければなりませんでしたから…

 

それにしても、「担当者がいなかったら、たりさんお願いしますね」なんて簡単に言うあたり、一般的には「その程度のこと」なのだろうか…

 

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