もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

毒親あるある◆意味不明なアドバイス

これも毒親あるあるか、わからないのですが

毒親って、こちらの得意なこととか、興味のあること

逆に苦手なこと、興味のないことにまるで関心がないので

時々「これをやってみたら?」とか「これが合ってると思うよ」とか

アドバイスしてくることが突拍子もないことだったりしませんか??

 

私が母に昔、時々言われてよくわからなかったのが

「たりは将来、美容師さんになったら?」

 

普段、私がどういうことが得意で、どんなことが好きとか

そんなことには全く興味がないくせに、将来の話になると急に

こういうことを言ってくるのがすごく嫌でした。

 

私は小学生の頃もずっと髪は短めだったから髪を結ぶ習慣もなく

たまにのびてきても姉がやってくれていたので、私がヘアメイクとか、そういうことに興味を示したことなんて一度もないはずなのですが。

 

あとは、子どもの話になると「たりは、男の子を育てるのが向いてると思うわ」

これもよく言われたけど、すごく嫌でした。

私は兄も弟もいないし、男の子のいる家庭の話を聞くと

やはり女の子のうちとは違うな、と思うことも多く

『もし子どもが産まれても、男の子は育てられるか自信がないなぁ』みたいな話をしていた時に、しきりに母に言われた記憶があります。

(結構しつこく言う割に、理由は「なんとなく」とかだった)

 

一体、何の根拠があって言ってるのかな?と思いながら

当時は私も若かったので適当に聞き流していたけど

 

あれも今思えば、娘より息子(母からすると、女の孫より男の孫)の方が

後々色々頼れそう・依存できそうな人が1人増えるわ♪

くらいに思ってたのが、関の山でしょう。

 

母発信で言われる、根拠のない一言(本人はよきアドバイスのつもり)が

今思えばすごく引っかかっていたなと。

 

私が短大に入った時も、それまで私の学校関係なんか全て姉に丸投げだったのに

『入学してから(学科内の)コース変更をした人がいた(そんなの、通らないと思ってた~)』という話を私が家ですると

「どんなコースがあるん?」と聞いてきた母(今さら)

 

私の専攻は、パソコンよりも手書きでデザイン関係の制作をする授業が多かったのですが、もう少しパソコンに特化したコースもある、というのを聞いた母は

自分が職場でパソコンを使えずみじめな思いをしたから!と「パソコンのコースに変更しろ!!」と、かなりしつこく言ってきた記憶があります。

 

もちろん、かなり吟味してコースも選択したから、今さら変えたくなんかない!と私も反論して

『通うのは私。今そうやって母さんに言われたから…で2年、嫌々行くようなことになったらその方が嫌や』と、ハッキリ言いました。

この時のことは、自分でもよく言い返せたね、自分の信念貫けたねとほめてあげたいくらい。

(ただ、なぜあれだけいつもゴネる母が、すんなり意見を飲んだのか?今思うと当時母はSさんとまだ付き合っていたので、おそらく私の専攻なんてどうでも良かったのでしょうね)

(Sさんの記事はこちら

 

ちなみに母は今でもこれを継続中で

さすがに私の将来のことについてはもう何も言わなくなりましたが

(そもそも、ガチガチの昭和脳で生きている母からすると、仕事も適当・結婚も考えず女1人で生きて行くという事自体、理解に苦しむようなので)

娘の好きな食べ物も嫌いな食べ物も、まるで興味がなく、未だに的を得ていない発言をする時があります。

 

もう、40超えた姉に対しても「姉ちゃんは、トマトあかんのやっけ?」とか、聞いています。(姉はトマトが苦手)

は?今さら?頭大丈夫?ってなります。

 

私、姪が嫌いなものでさえも一応頭に入れておいて、お店選びの時に気をつけていますがね…。

 

結局、自分が一番だし、他人のことは興味ないに尽きるのでしょう。

 

かつては、自分が鶴の一声で「いらん!」「嫌!」「キライ!」と言や、まかり通っていましたものね。

そりゃ、他人の趣味嗜好なんて、覚える気ないわな。

 

まぁこれもどうせ言っても「言ってくれたらよかったのに」という一番腹立つワードで返されるのわかってるから言わないですけどね(笑)

 

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ブログの読者数が10人になりました☺

とっても嬉しいです😆

ありがとうございます。

(嬉しい反面、私の体験にそっくり!と言われる人の多さに複雑な気分にもなります…毒親、量産されすぎじゃないか…?)

 

コメント等についてはこちらにまとめています。

tari97.hatenablog.com

ブログを書く目的

毒親問題に向き合うようになってから、かなりの数のブログやメルマガ等色々なものを読み解毒の手助けになったものがたくさんあるのですが、最近少し感じたことがあります。

 

とある毒親関係について配信しているメルマガがあるのですが、それを最近読むとなぜか毎回モヤっとした感じがあってやっとその理由がわかりました。

 

そのメルマガの文章は、とにかく

 

悪いのはすべて毒親なのです

あなたは何も悪くないのです

あなたがこうなったのは、全て毒親のせいなのです

 

的なことを強く主張し

だから自分を責めたりしなくて良い、ということも謳われていて

 

確かに、私自身もずっと『私はダメな人間だ』と、自分を責める傾向があったので

tari97.hatenablog.com

この手の文章にはずいぶんと助けられた経緯もあります。

解毒に関してはすごく有効だとも思います。

 

実際、母には私にとって「悪い」と感じる部分がたくさんあったし、母に「アンタが絶対に悪い」「アンタが100%間違えてる」と、数えきれないほど言われてきた中で、後になってよくよく考えてみて『やっぱり私は悪くなかったやん!!』ということがほとんどだったのも確かで。

 

けれど、私と母の間に起きた衝突やどうしてもわかり合えなかったことの中には「どちらが悪い」では片付けられないこともあって、ずっと母の「アンタが悪い」「アンタが間違えてる」という言葉を鵜呑みにして苦しい思いをしてきた中で、ブログを書き始めて、私が全て悪いわけではないことは確かにわかった…でも、かと言って親が全て悪かったか?といえば、そうではないこともわかったのです。

このブログを書き続けることで自然にそれに気が付いたというか、そもそも何もかもを、悪い・悪くないでジャッジすべきではないような…?という感じかな。

 

だから、あまりにもそのメルマガの

あなたがこうなったのは、み~んな毒親のせい!

毒親が、何もかも悪い!!

というだけの言い回しには、疑問が残ったのだと思います。

 

おそらく「毒親に対しては、それくらい強気で行かなあかんよ」ということなのでしょうが、私としてはもう一歩踏み込んで行きたいなと思う訳です。

もちろん、全て毒親のせい!!全て毒親が悪い!!で、気持ちがスッキリするならそれでいいと思います。

ただ私がそれだけでは納得が行かなかっただけの話で『私や家族がこうなったのは、母親が全部悪い』で終わらせてしまうのは「開き直り」みたいな気もして、あまりやりたくなかったのです。

 

毒親だけが「悪」、マトモな考えを持っていた自分が「善」

おそらく、ほぼ100%に近い確率で、そうではあるのだけれど、そうやって決断して、はい終わり!は、それこそ毒親の二極化思考と結局同じことなんじゃないかな?と思う訳です。

tari97.hatenablog.com

おそらく、これが読みながらモヤっとした気持ちの正体です。

 

もちろん、母のおかしかったところ、不快だったことを許す気なんて毛頭ありません。

母がああなったルーツがわかったところで『仕方ないよね』なんて、擁護する気もありません。

自分の辛かったことや心の傷を、目を背けて向き合わないで毒親になったのは、母自身の責任ですからね。

 

このブログのテーマは「母親が、毒親だった」まずそれを認めてじゃあこれからどうする?という方向性なので、どうも、全て毒親のせい!!全て毒親が悪い!!はいおしまい!!みたいに片付けようとするそのメルマガがしっくり来なかったのだと思います。

 

もう少し、メルマガは読んでみるつもりですが、また思ったことがあればお知らせします。

 

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母に何かを贈るのが嫌いな理由

もうすぐ母の日なので、そういう広告がネットでもすぐに出てくるし、コンビニやショッピングモールにも多くて胸糞悪いです。

 

先日、今あの食品がおいしくて人気らしいね~という話を姉と私と母の3人のLINEでしていると

母が「じゃあ母の日にそれを(くれ)」みたいなことを入れて来ました。

はぁ?と思っていると姉がすかさず「あの商品は人気で、どこも売り切れらしい」と話を終わらせてくれましたが(ほんとかどうかもよくわからなかったけど、どうせネットで母が見たりはしないので、嘘でもわかっていないw)

この期に及んでまだ「母親ヅラ」したいんだ?と、驚いてしまいました。

毒親、図々しいにもほどがある…

 

姉は結婚しており、義母がいるし、義母のことは好きなので

義母に対しての母の日のプレゼントは辞める気はないようです。

 

しかしそうなると、母に何もあげないとまた「お義母さんへも、プレゼント辞めたんか」等、問い詰められるのも

正直に言ったら言ったで「何で私にはない」と、文句言われるのもどっちも面倒なので

ネットで送料無料の最安値の適当な物を買って母にあげているらしいです。

 

結局これもね、気に入らないんですよね。

 

職場とかでもいますけど

嫌われてるにしても、言いたいこと言って周りを不快にさせる人と同じで

結局言ったもん勝ちだよねみたいな気分になるんですよね。

「うるさいからあいつの言う通りにしておこう」みたいな

結局めんどくさい人間の我が通るという、その図式に腹が立つんです。

私の家では、母を黙らせておくために、完全にこれでしたから。

 

あと、母の嫌いなところはもう1つあって

プレゼントをしたところで

食べ物を買っても、食べない

物をあげても、使わない。

 

そのくせ、くれくれ言うんですよね。これって毒親あるあるかな?

 

口に入れる物については、母は異様にこだわりがあったことは前にも書きましたが

tari97.hatenablog.com

口に合わずに不機嫌になるのはまだしも(それもうっとうしいけど)

珍しいものや、見たことないものは自発的に「食べてみよう!」とならないので

結局、もらっても食べずにほったらかし、というのが母のあるあるなのです。

物についても同じ物ばかりを使う傾向があって、結局ほぼ使わずほったらかしにしたりします。

 

昔、ドイツかどこかのチーズをある施設で買った時も、買う時はあれもこれもと買う割に(家族が一緒だと、楽しくて気が大きくなるのか、特に旅先とかでは母はこの傾向が強かった)

結局、いざ家に持って帰ったら手をつけず冷蔵庫にほったらかして、開封もしないまま数年後に捨てました。

そのチーズもそうでしたが『食べないなら捨てたら?』と言っても母は必ず

「冷蔵庫入れとったら、大丈夫や!!」

貧乏性なので、よほどのことがない限り処分はしません。

そういえばこのセリフも耳が腐るほど言われた記憶。

 

そのチーズを捨てた時、私もわりといい歳になっていたので

『母さんって何でこう(買う時は盛り上がって買うくせに、気分が乗らないと絶対に食べない)なんだろう』と、不思議に思った記憶があります。

 

まだ、自分で買ったものならまだしも、こちらがあげたものも結局そういう風に扱うんですよね。

だから『くれくれ言って、どうせ食べない(使わない)くせに』と腹が立つのです。

 

何年か前、まだ母とも会っていた頃

友達と旅行をした時にはお土産を買って行っていましたが

ある日、実家に寄ると、私の旅行土産の漬物が開封すらされず放置されていて、既に賞味期限も切れていました。

その時にも『あぁ、母ってやっぱりこういう人なんだな』と、また何かがサーッと引くような気分でした。

 

『旅行してくる』と言えば「あれ買ってきてよ」等、厚かましくリクエストするくせに

結局毎回そうやってほったらかし。

食べてみて、口に合わないなら仕方ないですけどね。

 

そういえばこの記事でも「お土産よろしくな」と、散々言うから買って行ったのに

tari97.hatenablog.com

保存方法を誤って食べられない状態にしましたからね。

さすがにキレた私に母は必死に「食べれたで」「おいしかったで」とフォローしていましたが、多分あれは嘘をついていたと思います。

母はバカ正直なところがあるので、嘘をつけばすぐにわかるのです。

 

こんな感じなので、それ以来お土産もやめました。

と言うか、旅行したりどこかに行ったことを話すのもやめました。

 

結局母って『これ、お土産だよ~!』『お母さんのために、選んだよ~!』って言葉を欲しかっただけじゃないかな、と私は思っています。

思えば昔から万事がそうでしたから。

 

そのくせ、たまたま母からもらったお土産と似たようなお土産を姉からも同じタイミングでもらったことが一度あって

『姉ちゃんにこんなんもらった』という話をすると「前の母さんの(あげたやつ)は?」と聞かれたので

『両方食べるよ。すぐに傷むものでもないし』と言うと

「食べへんのやったら、返して!」

ですって。

 

すごいですよね。

自分は貰っても、賞味期限が切れるまで口もつけずに放置するくせに

自分があげたものは少しでも食べてもらえない可能性が出てきたら「返して」ですって。

 

万事がこんな感じだから、人の優しさにも気付けないくせに

自分のやることに関しては過大評価を求めるわ、押しつけがましいわ、なんでしょうね。

他人がしてくれたことには「フン、この程度か」

自分がすることは大したことでなくても「こ~~~んなに、お母さんがしてあげたよ!!!」(こちらのニーズに合ってなくても←ポイント)

 

「自分のために時間割いて、選んでくれたんだな~」とか、相手の立場になって

考えたり感謝したりできない証拠です。

 

やっぱり、どこかのネジが足りないなと思います。

tari97.hatenablog.com

 

こんな親には何も贈らない。それが一番の答えなんだと、やっとわかりました。

 

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