もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

母がルールの独裁国家

変な親のもとで育つと、家ではあまり疑問も持たずにやっていたけど

よく考えたらあれって世間的にどうだったの?ということに大人になってから気が付くこともあります。

ルール違反やマナー違反えげつない悪口や差別的なことを言う…等。

うちの場合、母に普通に彼氏がいたことかな。

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薄々『うちっておかしいのかな』と思ったとしても、親の機嫌を損ねて面倒なことになるくらいなら

黙って長いものには巻かれとこうみたいになってしまうんですよね。

でもそれって「家族の姿」としては、いかがなものでしょうか。

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「お父さんには(異性と遊んでも良いと)許可取った」「ご飯だけは作って行く」が正当な理由になるのかはよくわからないけど

とにかく、母が機嫌良く、笑って過ごしてくれるのならたいがいのことどうって事ないと感じていたのも事実で

私自身が困ったり嫌な思いをしない限りは、彼氏と遊ぼうが好きにやればいいと思っていました。

今思えば、母に「出かけるから」と言われると、父や姉と平和に食事もできるし、ホッとしている自分がいたのも事実。

 

けれど、嫌な思いをする人が出て来たり、何か問題が出てきた時は是正は必要だと思うし

今まで許されていたとしても自分の行動を省みて改善することが必要だと思いますが

母の場合、ここに問題があったと感じます。

 

私が生きてて一番辛かった頃、父ももう半分ヤケクソで酒を飲んでいるみたいになっていて

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私ももうどうすれば良いかわからず、私の家の事情もよく知る友人に相談をしていました。

長い付き合いだったので、私の母に彼氏がいることも特に驚くこともなく相談に乗ってくれていて

あとは私自身が恋愛体質ではないので、途切れず彼氏がいるその友人の意見は大変参考にもなっていました。

友人も、例え自分と同じ恋愛体質であっても、たりのお母さんはケジメがないし

「旦那がOK出したから」というのは、世間的に見てもOKという訳ではないから

偉そうに盾にすることではないよねと言っていました(ご飯作ってる!もです)

そんなにお酒を飲むってことは、たりのお父さんも寂しさと言うか…何かがあるんじゃないかな

酒に逃げている旦那を放って、男に逃げている場合ではないのでは?

今までは騙し騙し何とかなっていたけど、向き合わないといけない時もあるんじゃないの?とも。

 

母も母で、飲んだくれる父を見て「何でこんなことになるんやろ」みたいな事も口にしていたので

私は友人からのアドバイスを話し『それもひとつの原因として考えてみたら?』というニュアンスで助言をしましたが

「お父さんには許可取った」「ご飯だけは作って行ってる」

「だから母さんは悪くない」「酒に溺れる父さんが悪い」の一点張り。

 

母っていっつもこう。どちらが正しいか、悪者かしかないんですよね。

母の中では、酒を飲む父はただただ「悪者」。

だから酒に溺れる父の本当の気持ちを汲もうなんて姿勢1ミリもないんです。

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父の酒の件以外でもそう。

「自分が法律」で、何か起きれば必ず「相手が悪い」!

自分だけはいつでも、いつまでも「正しい人」なんです。

私が家を出ると言った時も、家を出る私を「裏切り者」つまり「悪者」と言って聞きませんでした。

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いや、ここは裁判所ではありませんから…

悪い!正しい!の判断をしたところで何の解決にもならないのに、母はそこがわからないんです。

 

じゃあそんなに言うなら、世間的にもグレーな母さんの行動はどうなん?って言ったら

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「アンタにそんなこと、言われたくない」から始まり

「お母さんの寂しさなんか誰もわかってくれへん」と、被害者ヅラ。

しまいには「アンタ、〇〇ちゃんにうちの話なんかしてるんか!恥ずかしいことやめろ」と、またお得意の話すりかえです。

バツが悪い時の毒親のお決まりコース。

(大体私の彼氏や友人にもキレたりして散々醜態晒しといて「恥ずかしい」って何をいまさら)

 

思えばこうやって毒親の独自ルールに従ってきたことがそれはもうたくさんあり過ぎます。

勝手なことをただ言ったりやったりするだけならまだしも

更にあの剣幕と圧力でやり込められ、同意を求められます。

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幼い頃は怒られた最後に「お母さんの言うこと、間違えてるか?」「間違えてたら言うてみぃ!」とよく言われました。

泣いて泣いてもう意識も朦朧とする中で、例えおかしいなと思っても『間違えてると思うよ』なんて声を上げられる気力など、私にはありませんでした。

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娘が声を上げられるようになる頃にはもう既に母にすっかり見切りをつけていました。

独裁的なやり方を家族の発展、繁栄!と信じて疑わなかった母。

家族とは名ばかりの「毒親王国」には、母1人だけしか残りませんでした。

それが今までやってきたことの答えです。

 

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