もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

2人で誓い合ったのに

マナーの悪いお年寄りのことについても何度か記事にしてきました。

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元々、協調性のない人が嫌いなので(母を見ているようで気分が悪い)マナーの悪い人を見ると『あんな風にはならんとこ』と毎度肝に銘じています。

 

元親友Mと縁が切れる前、よくそういう話もしました。

老害の愚痴を話した後必ず「あんな風にならんように気をつけよな」「もしなりかけてたら遠慮なく注意し合おうな」と誓い合いました。

 

Mは当時パートをしていましたが、旦那さんの稼ぎも良いしMがパートをしなくても生活水準も落とさず暮らせるのだろうなというのは見てとれました。

昼からの短時間勤務で、話を聞く限りは人間関係も悪くなさそうだし、ゆったり働ける職場なんだろうなという印象でしたが、だんだんパート先の愚痴を言うようになりました。

まあ、それは全然良いんです。私も愚痴を聞いてもらっていましたし。

 

ただ、途中からMがやたらと「私は別にこんな所で働かなくたって食べて行けるんで!」みたいな、必死に稼がなきゃならないアンタ達とは違うのよアピールを同僚にするようになったんです(こう言ってやった!と自分で言っていました)

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別にマウントを取るような相手でもないし『何でそんなみっともないことするのだろう』と不思議でした。

 

私の以前の職場で、Aさんという派遣社員が一旦離職して、同じ派遣会社から別の派遣(Bさん)が採用されたのだけど、Aさんもまた同じ派遣会社の派遣として戻ってくることになりAさんがBさんに「あなた時給いくら貰ってるの?」と聞いたそうです。Aさんは自分の方が高いとふんで聞いたのでしょう。すると、Bさんの方が時給が高かったらしく、憤慨して派遣会社に文句を言って同じ時給にさせたそうです。

よくそんなみっともないことするな…と呆れたけど、それだけAさんは余裕も自信もなかったのでしょう。

実際どちらが仕事ができるかは会社側が決めることで、元々の時給がAさんの価値なんですけどね。

 

Mを見ているとだんだんそのAさんに似てきたなぁと思っていて、そんな時に勤怠のことでMが少し上司と揉めたそうです。内容はうろ覚えですがとりあえずその日の給与が少し減るだか何かで納得いかないと言っていました。減ると言っても確か数分程度のことでしたが。

 

そもそもいつも同僚に「必死に稼がなくてもいいんです」マウントを取っているのが本心なら少し給与が減ったって「そうですか」で、済むと思うんです。

 

私もかなり給与関係にはシビアですがその私が『会社の言い分は筋が通ってるけどな…』と記憶しているあたりMの言いがかり的な点がかなり見受けられたということです。

 

その時に『まぁな、お金のことであんまし言わん方がええんと違うかな。この人何分かの給与分でも困ってるんやろかと思う人は思うからな』と言って、その時はおさまったと思ったんですが、何とMは数日後本部の担当者に文句のメールを直接送ったって言うんです。『え?そこまでしたん?』と呆れたのを覚えています。

 

そのメールの内容も見せてもらったけど、Mは相当視野が狭くなっているな…自分中心に世界が回ってると思い始めているな…会社で厄介者扱いされるオバサンっぽくなってきたな…と感じたことは鮮明に記憶に残っています。

 

今思えば先ほどの派遣のAさん同様、Mは余程気持ちにゆとりを持てなかったんでしょうね。「必死に稼がなくてもいい」んじゃないの??と不思議で。

 

その後も別件で似たようなことがあって『あんまりそういうこと言わん方がええと思うで』と忠告したことがあったのですが(その程度の人間だと思われるよニュアンスで)

毎回「いや、でもな」と言い返されるようになって、正直『だめだこりゃ』って感じになっていました。

「遠慮なく注意し合おうな」が、まさに今!やねんけど!?でしたが、言ってもどうせ言い返してくるだけなので言うのもやめました(言われるうちが花とはよく言ったものです)

 

縁が切れる数ヶ月前の話だったかと思いますが、縁が切れたのもなるべくしてなった結果かなとも思います。

 

スターありがとうございます。