もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

「結果オーライ」が通用しない

よく「奇跡の生還」とかテレビとかでも特集があって、時々「危ないからだめ」と言われたことを無視したために危険な目に遭った!みたいな話もあります。

番組の趣旨としては「奇跡の生還」なので、無事助かり、良かった良かった。結果オーライ!という感じですが

この「結果オーライ」昔から母には通用しませんでした。

 

親が子どもを心配するのは当然のこと。

何も私も昔から何でもかんでも母からの心配をはねのけていた訳ではありません。

けれど、母は「今回は良かったけど、次から気をつけなさいね」になかなか切り替えることができず、母の気が済むまで、延々と説教をされました。

 

何年もずっと、娘が心配なんだと思っていたけど、母があそこまで怒り狂っていたのは「自分の身を守るためだったのでは」ということにも気がついてしまって

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幼い頃から散々死ぬほど怒られてきたことも、結局娘が変なことをして「自分の評価が下がる」とか「自分に面倒なことが起こる」のが嫌なだけだったのだなぁとわかりました(もちろん全部が全部そうじゃないとは思いますけど。そう思いたい)

 

だから、なぜあそこまでキレていたのか理由がわかった反面

何度も何度も、長時間も、時には深夜までこんこんと叱責されたあの時間が、悔しくてたまりません。

 

 

中3の時に当時仲良しだったエミ(仮名)と2人で、初詣に行くことになりました。

よくみんなが行く有名な神社までは電車で30分ほどかかります。

その神社と地元から一番近い繁華街は隣接していて、私は初詣の帰りにエミと神社近くのカラオケに遊びに行きました。

 

自分の家の近所のカラオケは田舎なので建物も駐車場も大きくて、お客もみんな近所の人って感じですが、エミと行ったカラオケは狭いビルの上階にあるような、小さな店でした。

当時は今ほどジャン〇ラとか、チェーン店も多くなく、よく覚えてないけどもうあの店も今はないと思います。

別にぼったくられるとかいうこともなく、2時間ほどで出て家に帰りました。

 

初詣にしては帰りが遅くなったので正直にカラオケ店に行ったことも言いました。

母の表情が曇ったので、嫌な予感はしましたがすぐには怒られなかったので2階に上がろうとすると、急に母がカラオケに行ったことの顛末を詳しく聞きはじめました(さっき話したんだけどな…)

だんだん嫌な空気になったので

『まぁ今日はたまたまや。近所にもあるんやし部屋も狭かったしもう行くことないわ』と言っても、母がまだ何か言ってきたので『わかったわかった』と言うと「何がわかったんじゃ!降りてこんかい!」

 

あーあ、また始まった…心の中で呟きました。

 

階段を上がり終えかけていた私は反抗して、立ち止まったまま

『だからもう行かんって言ってるやん。何事もなく帰って来たんやし』

そのまま自室に逃げ込もうとしましたが

「何がわかったんじゃ!それを言うてみい!」

『だから、、あんな所(繁華街と言ってもそこまでじゃないですよ。しかも母はその近くに当時勤めてたんですがね)のカラオケには危ないから今後行ったらあかんってこと、わかったから』

 

母に言われて、しっかりとわかったことを述べたつもりでしたが

その後も結局、リビングで何時間も、私が泣くまで説教です。

 

母は「目の前に無事に帰ってきた娘がいる」その紛れもない事実よりも

自分の不安や心配・都会は恐ろしい!等ごちゃごちゃになった自分の気持ちの整理をああやってイチからキレまくってやっていかないと、処理できなかったのかなと思うほかありません。

 

だって私、必要なことは帰ってすぐに全て伝えました。

後ろめたいことがないからこそ、正直にも話しました。

そして、目の前には無事に、出て行く前と変わらない姿の娘がいる。

「結果オーライ」じゃないですか。

あそこまで、娘をやり込める必要ってあるのでしょうか?

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「次からは気をつけなあかんで。ああいう所は安全なお店ばかりじゃないんやから」

相手も中3の女の子なんだし(私は元々ませているのだし)一言堂々と、諭せばわかります。

 

何回も行くなって言ってるのに、入り浸っているとか、よく確認もせず入ったらいかがわしい店だった…とかならともかく

たった1回、安全な場所で遊んで無事に帰って来てもそんなことになるので

そりゃ親に平気で嘘だってつくようになるし、その方がよっぽど危険ですよ(笑)

 

いい歳になってからは、私は説教と根掘り葉掘り聞かれるのが嫌で、ほとんど「コンサート」と偽って出かけていたけど

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いざ何か起きれば私はそんな場所には実際行ってないし、余計おおごとになるだろうなぁと思ってはいました。

なったらなった時に、それが母のしてきたことの結果なんだよと知らしめることができてちょうどいいわぐらいに、思ってましたけどね(笑)

 

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