もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

縁なき衆生は度し難し

またひとつ思い出したことがあります。

 

母は時々「ゆで卵の殻がキレイにむけない!」とイライラしてキレていました。

これだけ鮮明に覚えているあたり、もしかすると時々でもなかったのかも。

 

何かをしようとするとそれに関連する母の言動を思い出し嫌な気分になることがこれからも続くのかなと思うと本当に嫌気がさします。

おいしいものを食べても

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料理をしていても

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掃除機掛けをしても

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ベッドの布団を直しただけでも

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母の声が再生されて不愉快極まりないです。

 

私も卵をゆでて殻むきを失敗をした時に『何かうまくむけるコツがあるんじゃないのか』と、すぐに調べました。

今ではそれらを駆使していますが、たま~にうまくいかない時もあり。

この間殻むきに手こずった時に、ふと思い出して嫌な気分になったのでした。

また「母の声が再生されて不愉快なこと」に項目追加です。

 

私は、少し調べることでうまくできるコツがあるならやってみたらいいんじゃないか?と思うタイプなので疑問に思うことはすぐに調べる性分です。

ゆで卵も、少しの工夫でスムーズに行けばそっちの方がいいんじゃないか?と思うので試してみただけ。

別にそれが正しいとも思わないし、やりたい人だけやればいいと思います。

 

母にも、卵に限らず何かうまくいかないことがあれば、調べてやってみて良かったこととか、人から「こうするといいよ」と聞いてやってみたこととかアドバイスしてみたこともたくさんあります。

もちろん、押し付けてはいません。

多分、1度くらいはゆで卵のこともアドバイスしたことあると思います。

 

けれど、母はいつもほとんど素直に耳を貸しません。

「そんなもん、やってみたっていっしょや!」

「これはなぁ、こういうもんやねん!」

 

母の理論だと、ゆで卵に関しても

「ゆで卵の殻はなぁ、むけにくいもんやねん!」

なんですよね。

いいんですよ、別に。

むきにくいな…と思いながら手こずることに特に何も思わないなら。

ただ母の嫌いところは、できることもやってもみないでいっぱしに文句だけは垂れたりイライラするところなんです。

一緒にいてとにかく不愉快。

 

他のことでも、母は「これはな、こんなもんやねん!」で無理やり処理しようとして、同じ失敗をしてはイライラしていたことが多々あったなと。

どうしたら良くなるかな?とも考えようともしない。

絶対にアドバイスも聞こうともしない。

内容云々関係なく、自分が気に入らないことにはとりあえず反論してくるのは娘のことを見下げているからでしょうね。

「何で娘にそんなこと言われないとアカンねん」という気があるんですよね。

 

夏の炎天下でゴルフをする時にも、前もって『塩分取った方がええで』『スポーツドリンクの方がええで』とアドバイスしたのに、母は緑茶ばかりがぶ飲みして軽い熱中症になっていました。

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家で市販の毛染めをやり過ぎたら髪が傷むよとアドバイスしても素直に聞こうとしませんでした。

結局美容師さんには「お母さん、毛が細くなってきているよ」と忠告されていました。

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わざわざ調べたり、対策する方がめんどくさいやんって人もいるだろうし、それはそれでも良いんです。

それで1人で勝手にイライラするのも別にご自由に、です。

笑って済ませられるならばそれでも結構。

けれど周りに不機嫌がわかるような態度を取ったり、他人に当たり散らすくらいなら「イライラしなくて済む方法は何かないか」くらい、頭を働かせろよと思う訳です。

それが同じ場で過ごす人への最低限のマナーだと思うんです。

熱中症の時も、毛染めの時も " アドバイス " なのに「娘に言われたこと」がとにかく気に入らなかったんでしょうね。

もちろんもれなく不機嫌でした。

 

どうせそのうち「うるさい!」「しつこい!」とキレられるのがオチだし、アドバイスも遠回しにやんわりとしてきたけれど、あのアホな母には『イライラされるのがうっとうしいから、とりあえず黙って言うこと聞け!』『できることもやってみないで失敗してイライラすんな!』くらい、ハッキリ伝えないとわからなかったのでしょうか?

 

母と意思疎通を図ろうとすると、何でこうも幼稚くさいというか程度が低いのかなと本当に不思議です。

母の成長のなさもこういう思考回路から来ているんじゃないかなと思います。

 

無知なくせに、ハナから " アドバイス " すら聞き入れようとしない人間。

救いようがないですね。

 

スターありがとうございます🙂