もう理由なんかなくていいの

毒親との暮らし。離れるまでと離れてからのおはなし。

母はずっと子どものままなんだと思う

母の承認欲求の異常さについては前にも書きました。

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こういうことが、娘たちへの価値観の押し付け・「これくらいしているんだから、これくらい許せ」という自分勝手な裁量・家族へのワガママ放題等

昔から母に抱いていた嫌な部分の原因になっているのではないか?ということをブログで紐解いて来ました。

 

さらに母がそうなったのは、母自身も厳しく、また寂しい環境で育てられ、親に存分に甘えられなかった・ワガママを言えなかったことがルーツではないか?と考察してきました。

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これは簡単に言えば、母は未だに大人になりきれず、精神的に子どものままということなのだと思います。

 

思い出すと、両親がいつも言い争う(母が一方的にキレてるだけだけど)喧嘩も、幼稚で低レベルでした。

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そういう風に思えるようになると、昔からの母の不可解な言動にも合点がいくようになりました(許したということではありません)

 

母のことは、単なる世間知らずなんだろうなと思って片付けていたけど

一体何を考えて生きてきたのだろう?と心底疑問に思う時もあります。

下の記事では、よほど食事とお金のことしか考えていなかったのだろうという事も書きました。

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また、母は昔から時々、普段の厳しさからは想像できないくらい、幼稚なことを言ったりやったりすることがありました。

 

昔、母が40代後半くらいの頃にある葬儀に参加して、初めて骨上げに参加したそうです。

その時に骨だけになった故人の姿を「え~…?何これぇ?」と、受け入れることができなかった!ショックで、数分呆然としてしまったと、自分で言っていました。

それが「思い入れのある人だったから」ではなく「骨になったのが、怖かった・びっくりした」みたいなニュアンスで

私も姉も、言っている意味がわからなかったのですが

母「人間がな、骨になるなんて、思わんやん」

…いい歳して、こういう少女のような事を急に言い出す時があるのです。

 

 

母は時折幼児のようなことをやることもあり、私が成人してからはその傾向がとくに見られました。

 

まだ私が実家にいたころ、朝の洗顔の時間が母とかぶった時があり

母が顔を洗って顔を拭くのを見ていると、力まかせにゴシゴシ拭いていたので

『そんなゴシゴシ拭いたら皮膚に悪いで』『優しく押さえるみたいに拭いた方がええで』と、助言した時があります。

 

すると母は、わざともう一度顔をゴシゴシ拭き始め『いやだから(力)強い強い!』とツッコミを入れると、母は心底嬉しそうに「早くツッコめ」といわんばかりに、何度もそれをやるのです。

4~5歳児と、一緒ですよね…。

 

当時私は、母が機嫌が悪くさえならなければもう何でもいいやと思って暮らしていたので

そういう、今ならもう絶対に付き合いたくないような、母のしょーもないジョークにも、熱心に付き合ってあげていたように思います。

毒親の相手をするのは「子守りみたいなもの」という言葉がぴったりです)

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それが、当時『私って、帰ってきても母に気を遣って神経すり減らして、家でもお勤めしてるみたい』と感じていた原因でしょう。

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他にももう忘れたけど、母は「見て!こんなんやってしまうねん(ツッコミ待ち)」みたいな言動が多かったな、と。

 

私が子どもの頃は、良かれと思って助言をしても機嫌が悪いと「親に向かって何や!」とか、言い返されていましたが

私が大人になると、そうやって反論してキレる回数が減って、かまってほしそうにする言動が多く見られました。

 

それでも虫の居所が悪いと、ほっといてくれ!とか反論して

無視したり、自分の気の済むまで相手をやり込めていたので

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母へのアドバイスとかってほんとに、ドラマで見る時限爆弾の赤の線切るか、青の線切るか?みたいなものなんですよね。

母の虫の居所次第で結果が変わるので、その度に今の母にとっての、ベストな対応をいつも頭をフル回転させて考えていました(それでも切る方を間違えて、爆発されますが)

そりゃ、神経も疲弊する訳です。

 

もう少し母が昔からずっと、可愛らしい態度で人と接することのできる人間であれば

「ちょっとアホだけど、お茶目なお母さん」として、私たちも母を慕っていたかも知れないですね。

それくらい、怒った時・キレた時のヤ〇ザみたいな対応にも、大いに問題があったということです。

 

こんな風に、大人になりきれない幼稚な母にされて、すごく嫌だったことがまだあるので、また書きます。

 

コメント・スターありがとうございます。

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